結局アレルギーなのか
既にコロナは治ったであろう穂積です。でも咳が止まらない、げほごほ。
毎回思うのだが、こっからがとにかく長い。面倒くさいタイプの風邪からの副鼻腔炎からの気管支炎あるいは咳ぜんそく。なりたくないのよね、最後のどちらにも。
咳き込み時に若干ひゅーひゅーいいだしたし、叩けるうちに叩きましょう。
満を持して吸入薬が登場、ここで使わずいつ使う。
ホクナリンテープが出てこなかっただけよかったと思おう。
実に数年ぶりなのに「そういえばお母さん、風邪ひくとこんな感じだったね」カルテ情報を参照しながらではあるものの、院長覚えていたらしい。
でも吸入薬、めっちゃ楽になるから処方されるのはありがたい。気管支拡張万歳。初回から数回はなんか吸えていない気がしないでもないが。味はするから吸えていると信じている。
いやその前に診察室に入ってくる(院長は複数の診察室を移動して診察している)なり「あれ、今日、子はいないの?」じゃねえんだわ。
「咳は残ってるんですけど、本人が『病院へ行くまでもないかな』と言うので置いてきました」と答えたら、めちゃくちゃ残念そうにしていた。この扱いの差よ。
つーか、何度でもいうけどもう成人しとるんだが(方言)、子。
絶対彼の中では園児期で止まっているよな、印象が。ニコニコしながら診察室へ入り、診察台に上がる前から泣く子の多い鼻の吸引を要求する謎のお子様だったし。しかもスッキリできなかったときはやり直しを求めていた。大人、愕然。
あれで院長の超お気に入りになってしまったのだな。と遠い目をする。
ああ、でもわたしも鼻の吸引では「理想的な吸われ方をしてくれる患者」って嬉しそうに言われたんだっけな。未だに意味が解っていないが。
閑話休題。
とりあえず家庭内でいちばん重症ぽい(医療上では軽症)夫を診てもらい、薬を変えて経過観察することに。
わたしはコロナというより「その後」の面倒を診てもらう感じで、ようやく余裕が出てきたおかげで、やっと訊けた。
「食物アレルギーで知りたいことがあります。下痢しか症状のないアレルギーって、ありえますか?」
腹痛を伴うものと伴わないものがあること、早ければ当日中にわかるけれど、だいたいが二~三日後の大腸に到達したであろう頃からソレがあることがわかること。
出したら終わるし、吐き気や嘔吐、発疹などの症状がまったくないこと。
腸内環境に問題があるのかと思っていたのが、周囲からホルモンバランスの崩れやアレルギー等の意見をもらって確認したくなったこと。
を述べると、返ってきたのは。
「あー、うん。まあ広い意味で言えば、アレルギーだね」
症状としてはかなり弱い部類らしく、アレルギー科は掲げているけれどあまり積極的ではない雰囲気。「アレルギー科でちゃんとやろうと思うと、がっつりスケジュールを組んでやらなきゃいけないからなあ」
あー、やりたくないのか承知した。もうごり押しする気はない。
特定したブツも訊かれなかったし。
こちらも徹底検査するメリットがあまり見えないのだよな、身体は面倒なのだけれども。
以前からそんな気はしていたが、院長やっぱり大人よりお子様優先だ。
それもそうか、お子の方が切実だもんな。給食とかあるし。
結局、疑わしいものは避けていくか、少し食べる等して慣らしていくかの二択になるという結論に達した。
これまでとなにも変わらないな。
抜くしかない。ハラ痛いの嫌だから。「痛いのはもういやあ~」と呻いて、看護師さんに笑われる。だって嫌じゃん。
食いたけりゃ自分で作るしかないのだ、なにものも。
あーーーーー。
めんどくさい……。
でもだいたい特定できているから、五パーセント未満の罠にさえ引っ掛からなければ……。という、希望的観測を述べてみる。




