ようせいが あらわれた! あるいは、見解の相違
突然の発熱と体温の乱高下に悩まされている穂積でございます。
夜は三八度台までいくのに朝起きたら三五度台前半とか、なんなのさ。
普通にしんどいわ。
完全にノドがやられているので、ライブ参戦を諦めて耳鼻科に行ったら、検体採取から「これで出なかったら、インフルエンザの検査もしますね」「出ましたー」「はや。」ねえ、検体取ってから二分くらいじゃね?
招いてねえぇぇぇ……!!!
「コロナのワクチンは?」
「一度も接種していないです」
「どうして?」
「子どもの頃に、インフルエンザの接種で高熱を出して、今後は接種してはいけないとお医者さんに止められたので、同じ系統のものは接種していません」
「インフルエンザで高熱が出るのは、副反応としてよくあることだけどねー」
しんどかったから詳細を省いたわたしも悪いかもしれんが、「医者が止める」ところは拾ってほしかった。
ワクチンの副反応で発熱四二度超えがよくあったらダメだと思うの。
あと、わたしはよく扁桃炎を起こして高熱慣れしているせいで、高熱の定義がどうもズレているらしいということに、今回気づいた。三八度超えたら高熱なのね。ずっと三九度超えだと思っていた。そりゃ今回の医師(院長ではなく応援の先生)と噛み合わないわけだ。
納得。
たぶん今後も噛み合わないだろうと予想する。
院長先生でなかったのとコロナの衝撃で、アレルギーのことを訊いてみようと思ってたのが吹っ飛んでいたことに気づいたのは、帰宅してからだった。
院外処方のため隣の調剤薬局へ向かうも「コロナの陽性出たので、外で待ってますね~天気もいいし」とさっさと外へ向かう。中にいてもいいよとは言われたけれど、嫌な人も多いでしょう、たぶん。
そして薬剤師さんが届けに来てくれて、薬の説明をしてもらい、保険証を受け取り、お金を払ってお釣りを受け取り、別れて歩きだしてから少しのち。
「穂積さーーーん!」
薬剤師さんがわたしを呼びながら走ってくる。なんで?
急ぎめにこちらからも寄ると、申し訳なさそうに。
「すみません、肝心のお薬をお渡ししてなかった……!」
ぉぅ。
全然気づいてなかったわ。
「やー、すみません。わたしもぼんやりしてますね(笑」
「僕もなんで袋を持っているんだろうと……」
みんな、疲れてるんだよ……。
お互いに平謝りしながら薬を受け取って、今度こそ帰った。
ちなみに処方された薬は、風邪をこじらせる度に毎回「こんなになるまでほっといて!!」と叱られながら処方されてくるものとまったく同じだった。
一日三回……。朝ごはんよく食べ損ねるんだけど頑張って食べないとな~。
お腹はやたら空くから大丈夫かな。
そんなわけで、通院付き添いがお休みになってしまった。
今度のは骨密度の検査(定期)があって、わたしは初めてだから興味津々だったのだが。残念。
解熱後二日なら次々回の付き添いは行ける? と思ったのに、夜に熱が上がって絶望している。
下手するともう片方のご老体の付き添い(こちらの方が条件が厳しい)にも影響出そうで、げんなり。




