節約とは
ちまたにあふれる食費の節約術情報各種。
見るたびにあれ、うそっぱちだと思う。
「必要なものしか買わない」
必要なものだけを入れて、かごが満タンでござる。
しかも、そんなに品数がないときでも、合計金額に驚く。値上がりがきっつい。
カートを使わず持てるだけしか買わない説もあるけど、買い足しのときでないと無理。足りない。
「一週間の献立を決めてから買い物に行く」
先に献立決めてからでかけたら、わたしの場合は対象物がやけに高い or モノがない。
スーパーをはしご(はすむかい)しても、ない。旬の食材のはずなのに、なぜ。
あとこれ「車で買い物に行くこと前提」としか思えない。
わたしは米(五キロ)を買う日に何を血迷ったのか、白菜やらキャベツやら玉ねぎやら牛乳やらを買い込んで、徒歩で帰ることもある(分けろよ)。
普通にガン見されるからね、自転車でガソリンスタンドに乗り付けるときと同じくらい(灯油の購入)。
「献立はローテーション固定」
無理ー。これ絶対無理ぃー。
同じ献立、作ってると自分が飽きる。続けて同じもの食べる(作りすぎ)のは平気なのに、続けて作るのは嫌。たぶん、出来上がり(味など)に納得いかないと作り続けることがあるのが関係してると思う。
同じ献立のローテーションもできないタイプ。なのに、献立に困るとなんでも麻婆にしたがる。
自分でも意味がわからない。
とりあえず、大根、冬瓜、白菜、じゃがいも、もやし、キャベツは、麻婆にしておいしかった。
たぶん、里芋もいけると思う。
「特売につられない」
いやね、特売で買わずにいつ買うの、というモノもあるのよ。
確実に消費する保存がきくもの。コーヒーとか缶詰。
あと紙類とか洗剤類。
特売品だけで帰れない日もある。たぶんこれがダメなんだろうな。
でも無駄な買い物ではないのよ。前回忘れてったものが多いから。
ああ、どっちにしてもダメなのか。
「買い物メモを作る」
献立を決めてから行くのと似ている。
だから、ストック用か、絶対に買い忘れてはいけないもののみ書くことにしている。
そして、肝心のメモを家に忘れる。
……。
でもあれだね、「一度手で書く」って大きいね。
けっこう覚えてる。
……メモに書いた、特に重要なものだけ買い忘れて帰ることもよくあるけど。
……。
まだ早くねえ?
結局のところ、いきつくのって「食材を無駄にしない」ことだと思う。
きちんと食べる。これに尽きる。
うん、食ってこそ供養。
それを言い訳に食べ過ぎてることからは、全力で目をそらす!
なんなら身体ごとでもいい。
そもそもで、食費は下手に削ると食材(特に種類)が限られて低栄養になる。
医療費が嵩んでよろしくない。
食費を削るのは最終手段だ、うん。
とりあえず、我が家は(わたしの好奇心に起因する)エンゲル係数をどうにかしようか……。
どうしても気になっちゃうんだよね、食べたことない食材見つけると。しかも、そういうのを見つけてしまう能力に長けている。
そして、冒頭に戻るのだ。




