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旅立ちの時(第1章)

投稿し直しです。

申し訳ありません。

                    第1章


                   旅立ちの時


 今日は昨日と違ってアリンを抱き枕にして寝ていた。だから良い気分で起きることが出来た。


 そして今日はまず、アリンを起こしてバーグ家(ロムト・バーグ様も含む)の全員と一緒に朝食を採る。


 その後、ロムト・バーグ様に商人に必要な知識を教えてもらうのが正午まで続く。


 それが終わったら今度は荷物運びの商人としてやっていくための土台を作る必要がある。


 そのために必要なことは三つある。


 一つ目は、商人に必要な知識があること。


 二つ目は、商業ギルドへの登録。これは商人になる人間としては必須なこと。逆に商人で登録していないのは、世間では商人とはみなされない。


 三つめは、沢山の商人の知り合い、または大商人と知り合っていること。(ロムト・バーグ様は大商人という分類になるらしい)


 これらのことが商人には必要。


 つまり、商業ギルド(場所は南区)で登録をすれば良いということ。


 知識は現在ロムト・バーグ様に教えて貰っているし、ロムト・バーグ様自身が大商人だからこれで何も問題はない。


 だから今から私はロムト・バーグ様と一緒に商業ギルドへギルド登録をしに行くこととなった。


 馬車で数分、南区の中心部にある商業ギルドへとやって来た。


 そこでロムト・バーグ様が商業ギルドの職員に何かを話していた。


 その後、少しして中年ほどの女性がやって来た。


 「私は商業ギルド、ギルドマスターのネサンと申します。今回はギルドの登録で間違いはありませんか?」


 「はい、登録をお願いします。私の名前はラディマ・クランウェルです」


 「分かった。じゃあ、少し待ってて貰えますか」


 「分かりました。宜しくお願いします」


 そして私は、商業ギルドの受付付近にある椅子に座って待つ。


 待つこと10分ほど、やっとギルドマスターが帰ってきた。


 「ラディマだっけ名前。ラディマ、登録は終わったよ。あんたはどんな仕事をするんだい?」


 「はい、私は魔法を使って効率を上げて荷物運びの仕事をやろうと考えています」


 「なるほど、わかった。じゃあどのくらい儲けれると思うか予想の金額を書いてくれるかい?」


 そう言って私に紙とペンを渡してきた。


 私は渡された紙に「日辺り(特別日等で大きな変動は無視した場合):銀貨50枚(金貨5枚)。月(30日)辺り:銀貨1500枚(王貨1枚+金貨50枚)。年(360日)辺り:銀貨18000枚(王貨18枚)。」と書いた。


 ちなみに一年間に一度国に税金を納める必要がある。(役所に提出すれば良い)


 そのため儲けによって金額が変わる。(商人登録をしている場合のみ税金を納める必要がある)


 金貨1枚→銀貨1枚。金貨10枚→金貨1枚。王貨1枚(金貨100枚)→金貨10枚。


 王貨10枚→王貨1枚。王貨100枚→王貨10枚。(税金=収入の1割)


 金貨1枚=商人見習い。金貨10枚=一般商人。王貨1枚(金貨100枚)=小商人。


 王貨10枚=中商人。王貨100枚=大商人。


 商業ギルド内での内訳はこうなっている。


 (年に金貨1枚も儲けれない人間は商人登録が出来ない)


 (一回辺り銀貨5枚が平均と教えられたのでそれを踏まえて計算した)


 私は彼女に書いた紙を渡した。


 「これで宜しいでしょうか」


 「なるほど、少し日辺りの金額が多い気がするけど、そこまでの誤差はないとも思えるね。なんたって、ロムトのやつが押しているやつなんだからさ。私が予想をするとしたらこんなもんかね」


 そう言って彼女は紙を渡してきた。そこには「日辺り:銀貨30枚(金貨3枚)。月辺り:銀貨900枚(金貨90枚)。年辺り:銀貨10800枚(王貨10枚+金貨80枚)」と書かれていた。


 「ありがとうございます。良い参考になりました」


 「別に構わないよ。あんたなら私の予想を超えてあんたの予想通りの金額を得ることも出来るかもしれないしね」


 それから私たちは私のギルド登録が終わったので宿へと帰ってきた。


 そして私はあることをバーグ家の皆様に言われた。


 「私たちは明日から家があるバーグ領へと帰ることになっている」と。


 今日で皆様とお別れなんだ。ちょっと悲しい。


 そうして私たちは宿に帰ってきた。

 ………………

 今日でこの宿ともお別れかな。


 私がこの街へ来てまだ三週間しか経っていないけど、結構気に入っていたんだと思う。


 それにアリンたちバーグ家の方々(ロムト・バーグ様は暫くこの街にいるらしい)は明日バーグ領へ帰るから本当に最後になるんだと思う。


 それにこの宿に個人で泊まろうとしたら金欠になっちゃうから無理だね。


 この宿の一人当たりの一泊の料金=金貨5枚。


 つまり私はこの三週間(21日)で金貨105枚(王貨1枚+金貨5枚)も払ってもらっているという訳だ。


 いつかこの恩を返そう。ありがとうございます。


 「おやすみ、アリン…。それと…大好き♡」


 「おやすみ、ラディマ。ありがとう、それと私も大好き(^^♪」


 明日はちゃんと見送ろう。これまでの感謝の気持ちも込めて。


 ………………(おまけ)………………


 朝、今日はお別れの日。


 「アリン、おはよう!」


 「ラディマ、おはよう!」


 私たちは同時に「最後の朝の挨拶」をした。


 そして今日も朝食を一緒に採る。(私&バーグ家の皆様&ロムト・バーグ様)


 その後、少し話をしてから、私たちは外へ出る。


 バーグ家の皆様は馬車に乗り込んでいる。


 私とロムト様の二人でバーグ家の皆様を宿のすぐ外で見送る。


 そして、アリンが私に馬車の窓を上下に開けて言ってきた。


 「またね~ラディマ!!!また会おうね~!!」


 「うん!!!またね!アリン!!」


 そして私たちはお別れを言った。その後、彼女たちを乗せた馬車は南門へ向けて行ってしまった。


 「さて、ロムト様。この後はどうするのですか?」


 「そうだな。まずその、私を呼ぶ時の敬称をやめてくれないか」


 「敬称?と言うと様。でしょうか」


 「ああ、私を呼ぶ時に敬称は要らない。同じ商人なのだから」


 「…では、ロムトさんと。これで宜しいでしょうか?」


 「分かった。それで妥協しよう。今日は昨日までと同じ商人としての知識を正午まで教える。その後は、少し雑談を交えながら休憩をしよう。これからのことも話し合いたいからね」


 それから私は昼食を取るまで商人としての勉強をして、昼食をロムトさんと採り、その後はロムトさんと少し話をした。


 今日はその話をしている時に私が住む家を探してくれた。


 貴族町だと価格が高いから北区の中で高い家の中から私が気に入った家に住めるように手配をしてくれた。


 (参考までに、貴族町の家=平均王貨10枚(金貨1000枚)。北区の中で高い家=平均金貨10枚)


 ロムトさんには感謝しかない。明日からも頑張ろう私!


 そしてロムトさんは今日まで泊まっていた宿レバンテに今日は泊まるみたい。


 私はロムトさんを見送ってから、今日から私の家となる家に着いて、ベッドに入り、リュックから久々に可愛いスライムを出してあげる。


 (スライムはこれまではリュックから出さずに、リュックに食べ物を入れて、スライムに食べさせていた)


 その後、一緒に寝る。スライム枕最高!!!またね、アリン!私、頑張るよ!!

今回も見て頂きありがとうございました。

 文章力は皆無で、素人ですが許して下さい( ;∀;)

 次回もお楽しみに!

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