【完結】冷徹騎士のプロポーズ〜身分の差を実力で捩じ伏せた幼馴染の執着〜
「おっきくなったらミーシャのこと、お嫁さんにしてくれる?」
「当たり前だろ。ミーシャは俺がいないと何にもできないんだから、ずっと俺が守ってやるよ」
そんな約束をしたこともあったな、とミーシャ・ジェニック伯爵令嬢は窓の外を見て溜め息を吐いた。
小さな頃は身分なんて関係なかった。大好きだった男の子のヴァンツァーは、今この領地にいない。7年前に「冒険者になる」と出て行ったのだ。
私は約束を忘れられず、お見合いを断り社交も避けて、もうすぐ20歳になろうとしていた。
いつまでもこのままではいけない、そろそろちゃんと身を固めないと……、と思っていた所にヴァンツァーが帰ってきて。
「ミーシャ、俺と結婚してほしい」
帰ってきて第一声の、いきなりのプロポーズに私は何がどうしてそうなったのか、全く理解ができずに、一度保留にして素っ気ない態度をとってしまう。
しかし、ヴァンツァーは全くあきらめる気配は無く……。
※1/29昼過ぎにに誤字報告くださった方、すみません、そのまま適用が内容的に出来なかったのでどこだかわからなくなってしまいました。時間がある時に修正しますのでお待ちください。
※アルファポリス様でも別名義にて連載していました。
※感想の取り扱いは活動報告を参照してください。
「当たり前だろ。ミーシャは俺がいないと何にもできないんだから、ずっと俺が守ってやるよ」
そんな約束をしたこともあったな、とミーシャ・ジェニック伯爵令嬢は窓の外を見て溜め息を吐いた。
小さな頃は身分なんて関係なかった。大好きだった男の子のヴァンツァーは、今この領地にいない。7年前に「冒険者になる」と出て行ったのだ。
私は約束を忘れられず、お見合いを断り社交も避けて、もうすぐ20歳になろうとしていた。
いつまでもこのままではいけない、そろそろちゃんと身を固めないと……、と思っていた所にヴァンツァーが帰ってきて。
「ミーシャ、俺と結婚してほしい」
帰ってきて第一声の、いきなりのプロポーズに私は何がどうしてそうなったのか、全く理解ができずに、一度保留にして素っ気ない態度をとってしまう。
しかし、ヴァンツァーは全くあきらめる気配は無く……。
※1/29昼過ぎにに誤字報告くださった方、すみません、そのまま適用が内容的に出来なかったのでどこだかわからなくなってしまいました。時間がある時に修正しますのでお待ちください。
※アルファポリス様でも別名義にて連載していました。
※感想の取り扱いは活動報告を参照してください。
1 伯爵令嬢は釣書を見る事にした
2021/01/03 08:00
(改)
2 幼い日の約束
2021/01/03 09:54
(改)
3 見知らぬ騎士の侵入
2021/01/03 12:14
(改)
4 帰ってきた幼馴染のプロポーズ
2021/01/03 14:51
(改)
5 お父様!たいへ……え、大変なんです?何が?
2021/01/04 07:00
(改)
6 ヴァンツァーという男
2021/01/04 10:33
(改)
7 誕生日デートの誘い
2021/01/04 12:40
(改)
8 笑って欲しい伯爵令嬢
2021/01/04 15:57
(改)
9 言ってなかったか?じゃないでしょ!
2021/01/05 07:00
(改)
10 世界に一つだけの指輪
2021/01/05 09:31
(改)
11 幼馴染の知らない側面
2021/01/05 11:45
(改)
12 私が平民なら笑っていてくれたのかな
2021/01/05 20:51
(改)
13 誕生日パーティー
2021/01/06 07:00
(改)
14 胸が締め付けられる
2021/01/06 13:32
(改)
15 「おかえりなさい」
2021/01/07 07:00
(改)
16 何度だって言う
2021/01/07 11:05
(改)
17 貴方がいないと何もできない私と、私がいないと何もできない貴方
2021/01/07 15:10
(改)
18 冷徹騎士のプロポーズ
2021/01/08 07:00