判決
興味。光。
ある、朝の事だった。
黄色の召集令状が届く。
内容は、原告保護のため、秘密であった。
街に行く。
太ったネズミに案内される。
束に重なった書類がそこにはあった。
変人に挑発された。
次のステップに進むのに3週間かかった。
変人に挑発される。
精神が疲労する。
ついに、手を出す。
ナイフで切られそうになる。
太った猫に事情に話す。
嫌疑をかけられながら、原告となる。
金には抜け目が無かった。
突然捕まる。
脅迫される。
拷問される。
死にたくなる。
自白したくなる。
しない。
だが、した。
被告として裁判にようやく出る。
原告は出てこなかった。
保護しているのだろか。
居ないまま進む。
ミミズのような物を喰わされる。
酷く醜い。
判決が出る。
死。
死刑判決。
明後日執行される。
また喰わされる。
死にたくない。
何故死ぬのか。
何故死にたくないのか。
何故生きるのか。
執行日になったようだ。
結論が出てスッキリする。
処刑台の上。
首切り線がある。
だけど幸福だ。
目の前にある青空に吸われたくなる。
始まる。
血管が切れる。
意識はある。
苛立つ。
神経に当たる。
苛立つ。
骨までくる。
幸せだ。
私とは。
この街とは。
あの動物達は。
こうなる事を予想出来ただろうか。
ため息。虚無。