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怪傑!OLレンジャー☆ごくごく普通の働き女子が迷惑なあいつをこらしめる!  作者: 高山流水(高山シオン)
3人そろってOLレンジャー出動!

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あたりが暗くなったかと思ったら、一瞬の後に、もといたスーパーマーケットの店先に戻っていた。


米いちゃもん男は、魂が抜けたような顔で突っ立っている。


「あ……あの……」

女性店員がおそるおそる声をかけると、米いちゃもん男は我に返った。そして、女性店員の前からよろよろと離れた。すっかり意気消沈している。


そこへ、OLさくらが微笑んで言った。ほんわかとした光に包まれた彼女は、さながらちょいエロの女神のようだ。


「このお店に文句をつける前に、お米の虫よけと米櫃を買って帰って、涼しいところに置いた方が良いよ。そういうことが普通にできる人って、ステキだと思うよ」

OLさくらがウィンクをする。


「はいっ」

米いちゃもん男が背筋をピンと伸ばして答えた。その瞳が潤んでいる。


(やれやれ)

OLさくらは心の中でベロを出した。


「虫がわいてしまった米は、平にして乾かせば、虫が出ていきます!」


OLオレンジが言った。メガネの奥の瞳が優しい。ほんとうに、宝塚の男役みたいだ。クールでかっこいい。


「はいっ」

米いちゃもん男が、こちらにも素直に答える。


「オッケー」

と、OLさくらが小首を傾げて微笑んだ。ローラか。


先ほどまで、女性店員と、米いちゃもん男のことを遠巻きに眺めていた客たちの間に、ようやく和んだ空気が漂い出した。


彼らのやり取りを目撃した後で、店に戻った人は、おそらくお米の虫よけを買いに行ったのだろう。分かりやすい。


米いちゃもん男に詰め寄られていた女性店員も、元気を取り戻して仕事を始めた。フレッシュな果物と同じで、その笑顔はきらめいていた。


OLレンジャーの三人は……と思ったら、OLピンクがまだスマホを見てにやついている。その肩をOLオレンジが小突いた。


OLピンクが、(いっけない)みたいな顔をした。


OLさくらとOLオレンジが顔を見合って、分かりやすいため息をついた。


改めて、OLレンジャーの三人は頷きあった。そして、一瞬の閃光と突風が出現。次の瞬間に、三人の姿はなくなっていた。

OLレンジャー3人……ではないな、2人の活躍により一件落着!

これからが本番♪

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