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青い猫と赤い糸  作者: 空海
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電話番号

いきなりのことで驚いたため、声が出なかった。

頭を縦にふって頷く。


それを見て女性は困った顔から笑顔に変わった。

「前の席座っていい?」

「どうぞ…」


座った後に店員が来て女性に注文をきく。女性はすぐにコーヒーと答えた。


女性は可愛いというよりもキレイに近く顔で髪は少しパーマがかかっている。髪色は茶髪だ。


服装は、白いレースのワンピースを着ている。肌が白いので似合っている。


じろじろみてると女性と目が合った、気まずくて目を離した。


女性は目を離したのを気にせずに笑顔で話してきた。

「初めまして。私がリベルタ☆catの作者、ムーンです。貴方はブラックさんであってますよね?」

気まずくて目をみないで離した。少し顔が赤い。

「はい。そうです。」

「良かった。私も貴方と会いたいと思ってたの、いつもメールありがとう。何か実際あうと少し照れ臭いね。」

そういって女性は首を右に少し傾げて照れた。


可愛い…


「そうですね。何か照れ臭いですね…はは、」

頭を少し掻いて俺も恥ずかしくなった。

顔が熱い。


お互いに黙る。気まずい…


お互いにコーヒーを飲んで置く。


俺から少し噛みながら話す。

「そういえば…、あの、ムーンさんの本当の名前ってなでですか?」

噛みまくって変になった。恥ずかしい。なでってなんだよ、


ムーンさんが少し笑った。


「ふふ、なでって何ですか? 私の名前は桜井桃っていいますよ。漢字の名前は簡単に果物の桃です。ブラックさんは?」


「俺は中野拓海っていいます。漢字は開拓の拓に海で拓海です。」


「あ、だから広い海ってハンドルネームなんですね。面白いと思いました。」


「あれは、有名な海の歌で拾ったんですよ、海は~広いな~からとって」


「あ、その歌小さい頃私歌いましたよ。海に行くと思いだしますよね。私、海っていうとその歌の他にあのゴムみたいな焼きそばを思い出します。」


「分かります分かります、何かくせになりますよね、あの焼きそば、たまに食いたいと思うんですよ。」


「ですよねー。何か本当に気が合いますね。」

「そうですね、本当に。」


話ながら楽しくなった。メールも楽しくなったけど実際会っても楽しい。


「本当にメールの時もですが、楽しいですね。桃さん」

「私も拓海さんと話して楽しいです。」


お互いに話があって楽しい、テレビの話題や仕事のことを話していると気づいたら時間はもう5時になっていた。

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。


桃さんも携帯を見て気づいたのか悲しい顔で話した。

「ごめんなさい…今から用事があるのでもう帰りますね。」

「そうですね。もうこんな時間ですね。」


そこで駄目でも聞いてみたいと思った。

「あの、また桃さんと会いたいし…話をしたいんですが、電話番号を教えてもらっていいですか?」

聞いて後悔した。駄目って言われたらどうしよう…


桃さんは一度キョトンとした顔をしたが、すぐに真顔になって聞いてきた。

「電話番号教えてませんか?」


俺は?と思いながら聞いた。

「教えてもらってないですけど? 確か、まだ時期じゃないってメールで送りましたよね?」


それを聞いて、桃さんは眉間に少しシワを寄せた。?と俺が思っていると


一度、カップを持って残りの冷めきったコーヒーを飲んだ。

カップを置いて笑顔で答える。

「ごめんなさい。きっと忙しくて伝えるの忘れてました。今教えますね。」


そう言って携帯を出して教えてくれた。念のため通話確認をして切る。


「ありがとうございます。」


笑顔で桃さんはいいえ、と言って席を立った。


「では、私もう行きますね。何か会ったらまた電話頂戴ね。また時間会ったら会ってお話しよう。」


「はい。電話しますね。ありがとうございます。」


そう行って、桃さんは手を振って帰って行った。

机には、コーヒーの代金が置いてある。


それと自分のコーヒー代金をあわせて払うつもり

で財布を出す。中身を見ながらお腹も空いたし面倒なので夕飯を食べて帰ろうと思い、メニュー欄を眺める。ハンバーグにしようかと悩みながらページをめくる。ふと、飲み物欄でコーヒーの他にミルクティがあるのに気づいた。


確か、ムー(桃さん)はミルクティが大好きで飲むって言ってたけど、飲まなかったな?コーヒーを頼んだし、どうしてだ?


考えながら、お腹がなったのでとりあえずハンバーグを頼んで食べた。


後で桃さんに電話しよう。やっと電話番号聞けたんだそれだけでいいじゃないかと思いながら。


でも、帰りの桃さん何か怒ってような気がすると少し考えながらハンバーグをナイフで大きく切った。

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