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11章 18話 彼女を幸せに

お久しぶりです!

いやぁ高校生活大変ですね。勉強も部活も……

僕は現役剣道部員なんでハードでハードで……


という話はさておき始まります!It's show time!

〈イオリside〉


イオリ達、サポート陣及び派遣隊員は城下町の散策にあたった。

そこには住人がまだ住んでいた。


「お姉ちゃん達、どこから来たの?」


ふと、小さな男の子がイオリの足元で尋ねてきた。


「オンタイから来たんだよ~。人を探しに来たんだ」


「いや、チカ姫は機械でしょ笑」


などと話していると


「ちょうどいいや!今日はね、雪まつりの日だから、お姉ちゃん達もおいでよ!」


そう言い、男の子は皆をぐいぐい押して連れていった。


「大丈夫か?寄り道して、武田将軍に怒られないか……?」


とリュウノスケ隊員。


「なんとかなるっしょw」


と金子隊員。

というわけで全員一致で(?)村長の家に向かった。


「あれがね、雪まつりの日にやって来る神様だよ」


そう言って男の子は祭壇の上を指差した。

全員がそちらを見ると、


「なっ!?!?」


そこにあったのは、

女の子の胴体だった。


「あ……あれじゃないか?チカ姫の胴体……?」


リュウノスケ隊員が呟くと、全員がそちらを見た。

確かに女の子の胴体……というか機械が、そこに祀られていた。


「完全に崇められてんな~……」


全員は思った。

これを村人からぶんどってけと言うのか、武田将軍!!!


しかし、連絡をいれたところで実力行使になるだけだ。むしろ、急かされて手荒くいかざるを得なくなる可能性もある。

ここは自分達で解決するしかないか……。

そう思い、全員はため息をついた。


「ねぇ僕、どうしてあの機械が祀られてるの?」


ミキが尋ねると、ぴょこっと物影から出てきた10歳かそこらの女の子が答えた。


「あれはね、女神様の忘れ物なの!」


「「「!?」」」


「昔ここで戦争があって、その時に沢山の人が亡くなったの。けどね!女神様が皆を生き返らせてくれたの!その女神様にお礼を言おうと思って探してたら女神様と同じ服を着た胴体が落ちてて……女神様の忘れ物に違いないってずっと長い間祀られているの」


…………これであの胴体がチカ姫のものである事は間違いなくなった。

世界で唯一の「命」を操る魔法。

彼女がこんな風に人々に愛され続けているということを知り、全員は胸が温かくなるのを感じた。


「あのね、私達その女神様を知ってるの。それで胴体を探していて……返してくれたり、するかな?」


イオリがそう言うと


「ダメだ!!!!!!!!!!!!!!!」


奥から男の人の声がして、全員は飛び上がった。

するとずんずんと歩いてきて、男の人はこう言った。


「レオとミオンはまたぺらぺらと喋って……旅人よ、帰ってくれ。あの女神様に触れさせはしない」


「いや、だから本当にチカ姫が探していて……」


「うるさい、黙れ!」


男の人が叫び、全員はまたビクーッと肩を震わせた。

なんで……そんなに、とイオリが呟くと


「あんたらみたいな輩は何十、何百人と来たさ。どうせ女神様の魔力目当てなんだろう?いい加減に、帰ってくれないか」


「……!」


人間が来たのか。

全員は咄嗟にそう思った。

一部分とはいえ、五大皇女(プリンセス)の身体。魔力ぐらいは残っているだろうし、ましてや世界で唯一の「命」の魔力、がめつい人間達が見逃すはずがない。

これがあれば「死をも超越した薬」だって作れるし、不死身となることさえできる。人間達にとって喉から手が出るほど欲しいものだろう。


「でも……!」


反論しようとするイオリを、ユナホが制止した。


「何を言ってもだめそうだね。1回退くよ」


そう言ったあと小声で呟いた。

チカ姫を連れてまた来よう、と。

読んでくださりありがとうございました!

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