11章 9話 ミス銀世界
(日) 今回は俺の見た女の人の話だ!
(松)えー本当かよ笑
(別)まあ武田将軍には報告しとくがあの人に嘘はつかない方がいいぞ?
(日)本当ですって!
さてさて雪女とはいかに?笑
それでは始めます!It's show time!
〈日比野隊員side〉
武田将軍、ルカ、カホ様、第二部隊は城の散策を担当している。
武田将軍達は城内の散策だったが、第二部隊は城は城でも、庭。
寒い!!!!
そう思いながらも、日比野隊員は歩き始めた。
庭は枯れてはいるが、もとは、バラが咲き誇っていたようだった。
すると別府隊長が呟いた。
「これは雪バラだな。カンタイにしか咲かない種類だ」
よく知ってますね…と言おうとしたが、別府隊長がちらちらと辞典をカンニングしているのに気づき言うのをやめた。
ふと、日比野隊員は視線を感じた。
視線のくる方向を見ると、白い布が…
いや、人だ!!
しかし怖いもの知らずの日比野隊員は近づいてみることにした。
肌の白いどうやら女の人のようだった。長い白い髪をしている。
「あのお…ここの住人さんですか?」
そう言ってから気が付いた。
俺は何を言ってるんだ!?ここは廃城じゃないか!!
しかし、その肌の白い女の人は構わず口を開いた。
「キミは…人間?それとも夢人?」
!?
しゃ、しゃ、喋っ…!?!?
って、人間??
俺は…俺は…?
「キミの、夢はなあに?」
夢…
「どうしても、言わなきゃ…駄目…ですか」
女の人は頷いた。
俺の夢は…
「俺の夢は…『せかいでいちばんつよくなる』…です」
「…いい夢ね。おやすみなさい、少年」
そう言うと、女の人はいなくなった…というか消えた。
…隊長に報告しなきゃ
日比野隊員は駆け出した。
〈???side〉
良かった。
あの子は夢人だった。
人間は帰すけど、キミはここにいてね。
『せかいでいちばんつよくなる』かあ。いい夢だなあ。
向上心のある子なのね。
大きな夢も小さな夢も永遠夢なら叶う。
だってここはそういう世界だから。
腕を失った子でもピアニストになれる世界
家柄に関係なく好きな職業に就ける世界
非現実的と笑われることのない世界
誰もが幸せの1番近くに行ける場所なの。
けれど
寝ていて大金持ちになりたい
何もしないで王様になりたい
そんな願いはここでは叶わないようになっている。
それは、我らが最高神エイドが夢ではなく怠惰とみなしこの世界に招かないからだ。
しかし最近はエイド様に何かあったのかしら?招かれざる客が多い。
人のいい夢人を騙し、利益を得る…そんな輩が。
そんなヤツらは今の子のためにも帰さなくちゃね
元、創造神
現、雪女と呼ばれし私は今日も夢を守る。…強欲にまみれた怠惰から。
読んでくださりありがとうございました!
書き溜めてはあるのですが投稿はしばし控えます…。
受験生は小説を書く前に勉強しないといけない星の元に生まれてしまったので仕方ないですね!爆笑
ではまた次回の小説でお会いしましょう。じゃあ、ばいばいっ( ゜∀゜)ノシ




