1章 2話 バイオハザードシティ
前書きも任せちゃいます。
(斎)今回もグダグダですかね?
(リ)足引っ張るなよ〜笑笑笑笑笑
(斎)なっ!?酷くないですか!?
(日)さぁそんなドジ新人はほっといて始めます!
(別)It's show time!
(斎)酷い!(இдஇ; )ブワッ
「…出たゾンビ」
唐突にリュウノスケ隊員から報告があった。
同じく現場にいた松浦隊員も叫ぶ。
「ゾンビが街中に!!!!!」
何ッ!?という日比野隊員、斎藤隊員もゾンビにまみれる。
日比野隊員は無事逃げ切ったものの、斎藤隊員は途中、べしゃあっという音と共にコケて違う意味で血だらけになった。
(ちなみに日比野隊員はドジだと言って笑っていた。)
しかし、その騒ぎ声から一際大きな叫び声がした。別府隊長である。
「パラシュートで10200mから降下中なのだが、パラシュートの紐が絡まった!」
「何ッ!?」
「いや、漫画ですか!?」
怪我した足を庇いつつすかさず斎藤隊員のツッコミ。
しかし、別府隊長にとっては生死を争う事態。するとリュウノスケ隊員が
「今行くから耐えろ!隊長!」
リュウノスケ隊員は別府隊長の元へ駆ける。その時松浦隊員から画像が届いた。
その画像を見て、全員が絶句した。
住民が…ゾンビ化?
その時、何処からか声がした。
「永遠夢の支配が始まる…!」
「!?」
全員が呆気に取られて声の主を探すも、見つからない。その声は続ける。
「さぁ…Another showの開幕だ! 」
そう言い残すと、声は途絶えた。
「なんだったんだ今のは…」
しかし疑問に思ったのは斎藤隊員だけだったようだ。他の組織の人達はほぼ無関心である。むしろ
「今現場についた!」
と言う日比野隊員。謎の声はオールスルーされた。
斎藤隊員は声の主を哀れみそっと涙を拭った。それはさておき話は進む。
「リュウノスケ隊員!援護頼む!」
別府隊長が叫んだ。それに応答するリュウノスケ隊員。
「今行くぞ!」
すると
「リュウノスケどうした?」
「どうした??」
馬鹿にしたような隊員達の声。ええええ!?というリュウノスケ隊員。
「えっ!?どうしたんですか急に!?」
という斎藤隊員。斎藤隊員は続ける。
「なんだか皆さんまるで…夢から覚めたみたいになりましたね!?」
その時世界が揺らいだ。
ぐにゃりと曲がる世界。
それなのに平然と話を続ける隊長率いる松浦隊員、日比野隊員、リュウノスケ隊員。
そんな不思議な世界の中、斎藤隊員は思った。これは……………
夢だったのではないか、と。
……………………………………………………
「!」
唐突に目を覚ました少女。
彼女はあたりを見回す。なんの変哲もないいつもの自分の部屋。
「あれは………夢だった?」
少女は小さく呟いた。さっきまで…街で死闘を繰り広げていたはずなのに…。
そう思うと悲しくなった。あの愉快な組織の人達には、もう会えないのだろうか?
むしろ………存在しない人物なのだろうか?
じわっと目元に涙が滲む。
ぼろぼろと涙を流し、ふとその少女は自分の足を見た。
血だらけの自分の足。シーツにまでべっとりと血がついてしまっていた。まるで…転んでしまったかのように。
「…!」
果たしてこの少女がまた、斎藤隊員として動き出す日は来るのだろうか…?
読んでくださりありがとうございました!日比野物語どうでしょうか?w
中二病全開のストーリーとなっておりますので、ご了承くださいm(*_ _)m
ではまた次回の小説でお会いしましょう。じゃあ、ばいばいっ(*´ ³ `)ノ