7章 1話 私って…
言うことはありません!では、始まります。
It's show time!
…だめなんだ。このままじゃ。
「な、なぁルカ。この、ま、魔法?魔術?と、解いてくれないか?」
えらく句点の多い文章で松浦隊員が頼んだ。
…あ、私のせいで力が抜けてるのか。
「あ、ああ!はい!」
でも、どうするんだろう…。
ああ、やっぱりだめだ。またカホ様頼りなんだ。
「えっとね、目をつぶって集中して、心の中で『おしまい』って思うの。台詞はなんでもいいんだけど、終止符打って」
「……(Finish.でいいかな?)」
「うおお」
松浦隊員含め、隊員達は立ち上がれるようになった。どうやら解くことはできたらしい。
でもルカは、まだこんなこともできないのかと悔しくなった。
すると、さっきから冷たい目で見下していた金子隊員が呟いた。
「戦力にもならない。魔術?もできない。お前何もんなん?何もできないとか無能かよ」
「…ッ…」
グサッときた。
まさに気にしていたこと。
おい言い過ぎだぞ、と日比野隊員が小突いたが正直正論でもあると思った。今の私には言い返すこともできない。
…屈辱
ただその感情だけが渦巻いた。
〈カホ様side〉
ああ眠い。もう寝よっかなぁぁ。
初めての戦闘で体力を消耗してか、寮に戻るとすぐにカホ様は寝ようとした。
しかし、同室のルカが見当たらない。
「…きっと図書室ね」
カホ様は探しに行こうかと思ったが、睡魔に負けそのまま眠りについた。
朝起きると、時計は7時。いつも通りの時間。
カホ様は軍服に手を通し、気付いた。
ルカの軍服がない。そして、姿もない。
「ルカちゃんはやる気の塊なのか猪突猛進なのか…」
ふっと笑って、カホ様は広場に向かった。
〈ルカside〉
眠い、眠い…
昨晩は12時まで起きてた上に、朝5時起きである。疲れはとれないわ睡魔は襲うわで大変だったが、猪突猛進大馬鹿野郎は本を読み漁った。
「破壊神は自ら、及び視界の範囲内にいるものに危害を加えるものに対して『破壊魔法』が発動する…か」
これは、カホ様の投げた石や二人目の放った電撃の現象だろうか。
「また、破壊魔法は練習を積めば意図的に操ることが可能になる」
ふむむ、なるほどね。カホ様は練習を積んだからあんなに簡単に操ることができるのか。
ルカは納得し、こくこくと頷いた。
「そして、破壊神は『壊すことしかできない』…!?」
なんだって、?
ルカはショックを受けた。
カホ様は枯れた大地を蘇らせるほどの『創造』ができたのに、
私は、
私は、、
壊すことしか、できない。?
…そんな。
…
やっぱり、無能なのかな。
ルカは目頭が熱くなるのを感じて、目を擦った。
(カ)ルカちゃんやる気あるのはいいことだけど、やり過ぎ注意だからね?
(ル)はい!
(日)とかいいつつペンは止めないんかーい笑
(ル)あっ。笑…だって無能なんて言われたら悔しいじゃないですかぁ!
(カ)そうだーいけいけ、見返してやれー笑
(松)イキイキしてるな笑
(作)見返すもなにも彼に再び出番があるかどうか…
(日)えー(*´・д・)出してあげて笑
(カ)完全で落ちキャラだもんね笑
(ル)ことごとく私に酷いこと言って去ってくんだよなぁ、あいつ…
(作)そういう男さ彼は…ゲリラ豪雨的な
(?)ゴリラ豪雨じゃないの?笑
(ル)!?誰!?!?
さぁ、?とは誰なのか!!
読んでくださりありがとうございました!ではまた次回の小説でお会いしましょう。じゃあ、ばいばいっ( ゜∀゜)ノシ




