6章 3話 どうして
(カ)前回はルカちゃん大ピンチだったねぇ~!
(ル)はい笑ご迷惑おかけしました…
(日)そうだね。大迷惑だー笑
(ル)ふぁっ!?そんな露骨に!!
(リ)お疲れ様(*´▽`*)
(作)どうして女子達は皆僕の信念を無視するんだ!!
(松)おつ(* ̄∇ ̄)
(日)どんまい笑(・∀・`)
(別)…笑( ^∀^)
(作)おいお前ら悪ノリやめろ!
ではでは始まります。It's show time!
ルカはヘリの医務室から出て、外を見た。
戦う隊員達、炎を消す消化隊から察するに襲撃犯はあの2人目の創造神、破壊神だけではないらしい。
私もいかなきゃ!
ルカはヘリを飛び出し、戦いに参加した。
…戦っている間、耳には沢山の声が飛び込んできた。
「待ってくれ!殺さないでくれ!嫁が、子供が家で待ってるんだ!!」
「死ね死ね死ね死ね死ね!!!!!!オフクロの仇!!」
「将軍様にお仕えするんだ!!我が命に代えてでも!」
「嫌だ…!もう、戦いたくない!!!」
組織の隊員達の声だけではなく、敵軍の声も聞こえる。どの声も、戦いたくない、殺された者の仇、など老若男女ではあるが心から戦いたいと思う者はいなさそうであった。
…
「ねえ…お父さんはどこ…?」
「…君の名前は?」
「羽田 美海…」
「…!羽田隊長の娘さん…」
「…………隊長は……敵の砲撃で…」
「やめろ!娘の前だぞ!!!」
「兵隊さん、お父さんは…?」
「…」
若い隊員は何も言えなくなった。
そんな光景をルカは何度も目にした。
…戦争なんて、
なんのためにあるのだろう…。
暴力も、兵力も、全て殺人のため。
こんな戦いに、意味なんて、ない!!!
ルカはカホ様の元へ向かった。すると、カホ様はルカを見つけたと同時に手を引き駆け出した。
「どこへ向かうんですか!?」
「崖の上!!」
「!」
「こんな無意味な戦争、早く終わらせよう!崖の上から叫んで!『戦争なんて、やめて!』って!!」
「…聞こえないのでは…!?」
「あなたの力なら、全軍の隊員達の殺意を破壊できるかもしれない!」
「!!!」
そんな、使い方が!
未だ力を使いこなせてない自分が不甲斐なく感じた。
ルカは大きく息を吸った。
「もう、やめて!!!!!!」
その瞬間。ブワッと風の波動が広がると、ガクッと全隊員が膝をついた。敵軍も同様に崩れた。
どの戦士も戦いをやめ、武器をおいた。
襲撃による戦争は、終わった。
たった、一言だけで。
…もっと…早く終わらせられたのに…。
「…」
2人は戦地へ降りた。
その後に残った光景は無惨だった。
ほとんどの家屋は燃え尽き、目に入るものは無数の亡骸や怪我人だけ。
「…ここは…自然が綺麗な村だったのに…」
知らない隊員がボソリと呟いた。そんな面影はもはや残ってはいなかった。
「……お父、さん」
先程の隊長の娘さん、美海ちゃんがやってきた。
「ねえ、兵隊のお姉さん。お父さんは、お父さんは…」
美海ちゃんは、力なく笑った。
「帰って…来るよね?」
その目には涙が滲んでいた。
きっと、彼女は事実を知っているのだろう。ただ…そうではないと否定して欲しいのだ。
その小さな、まだ5歳くらいの女の子の体をルカはぎゅっと抱き締めた。ビクッと肩を震わせ美海ちゃんは、泣き出した。
…私が、力を使いこなせてたら。
私に、初めから殺意を破壊するなんて発想が出てれば。
…この子は泣かなくてすんだのに…。
不甲斐ない…私は、守れなかった…。
ふと、カホ様は歌を歌い始めた。
知らない曲、歌詞も言語が違い、よく聞き取れない。
何故、歌を?
その理由はすぐにわかった。
「…!!??」
その瞬間、ルカは魔力を目の当たりにした。カホ様を中心に緑の芝生が広がっていったのだ。
花が咲き誇り、枯れた川には澄んだ水が流れた。
燃えて崩れた木々には緑が戻り、実をつけた。
これが、創造神の力、
カホ様の力。
「カホ様みたいに…ならなきゃ」
ルカはその背中を見守ることしかできなかった。
(ル)( ´-ω-)
(カ)…ルカちゃんはちゃんと仕事したと思うよ、最初はできないもんだよ…
(ル)…これって人殺しになりますか!?
(カ)ならないよー!むしろ救ったんだよ
(ル)…
読んでくださりありがとうございました!ではまた次回の小説でお会いしましょう。 じゃあ、ばいばいっヾ(´Д`*)




