通販生活In魔界
短いですが初投稿w
邪~PAネット♪邪PAネット♪あなたの死生活を~♪
邪~PAネット♪邪PAネット♪混沌の~・・・・
「はぁーい!邪苦♪」
「HAHAHA、なんだい脚死」
「今日は、凄い物を持ってきたの!」
「HAHAHA、凄い物?それはいったいナンダイ?」
「これよ、コレ!」
「HAHAHA、コレは・・・・・・掃除機かい?」
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「そう!ねぇ邪苦。お家で掃除機をかけているとき、とっても五月蠅くない?」
「そうだね。宣戦布告も無く急に家に乗り込んでくる勇者とか並みに五月蝿いね」
「でしょう!でもコノ掃除機なら・・・・・ほら!」
「ワオ!?全然五月蠅くないじゃないか!?どうしてだい?」
「なんとコレ、テンペストドラゴンの素材を使っているから、五月蠅くないし、ほら見て!吸い込む力もとっても強いの」
「HAHAHA、スゴイじゃないか!瓦礫も塵もキレイさっぱりだ!」
「でしょう?でもそれだけじゃないわ。ココを押せば・・・・・」
「ワ~オ!!?」
「コノ子は賢者の石が内蔵されてて、ある程度自分で考えてもくれるのよ」
「なんてスゴイんだ!!じゃあ、宝物庫の塵掃除でもしてもらおうかな」
「良い考えね邪苦」
「う~ん・・・・・僕も欲しいのだけど、こんなに凄いんじゃあ、きっと高いんだろう?」
「うふふ・・・そう思うでしょ?でもね?掃除機本体に、便利な付属のコレもつけて・・・・・・なんとこのお値段なの!」
「ナンだって!?そんなに安いのかい!?」
「でしょ?でもねコレは数に限りがあるの・・・」
「HAHAHA、僕は、用事が出来たんで失礼するよ。電話をかけないとイケナイんだ」
「そう・・・・じゃあ、今日はここまでね。またね邪苦」
今日の商品はコレ!吸引力の変わらないテンペストサイク○ン掃除機!
付属の絨毯用ノズルと取り替えようエリクシル(賢者の石)をつけてなんと
二万九千八百ゴールドでお届け!!
(運送費は別となっております)
数量限定三千個となっていますので、奮ってお電話ください。
サイド 勇者
「今日こそ奴を斃し、世界の平和を取り戻してみせる!」
「アッシ、この旅が終わったら結婚するんでやんす・・・・・」(死亡フラグ)
「我も、魔王を斃してあの娘に告白するんだ・・・・・」(死亡フラグ?)
「何それ怖い」(荷物持ち)
今日、ついに僕たちは魔王城に到着した。長い旅だったが今日で終わらせてみせる!
薄暗い城の中をゆっくりと進んでいく。暗いが、薄汚れた感じではなく、塵ひとつ落ちていない。ただ、時折ごご、だの、ずごごなんて音が聞こえるだけである。
「何故、何も出て来ないんだ?」
「勇者様、コレは魔王《ジャアック》の罠に違いありません。お気をつけください」
ゆっくりと地下への階段を進む。仲間の一人、〈義賊〉ラットの鼻が宝物庫の場所を探り当てたらしい。魔王と戦う前に、戦力の増強を図った方がいいと、自称〈世界最強の魔法使い〉ダンベル・トカに諭された。
「ここか?」
「へい、ここからお宝の匂いがしますゼ!」
宝物庫の前まで来たらしい。が、兵士も立っていないし、ここまで素通りで来れたことが、まず、おかしい・・・・・
「アッシが中を確認してきやす。ここで待っててくだせぇ」
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、がぁ~ (SUGooooo)やめっ(Guuuuu) ちょ (GAaaaa) これ クルn・・・・・・ガコン
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「!」ラットの悲鳴のような声が聞こえた直後。断末魔のような声がし、一切反応がしなくなった。急いで扉を開けようとするが、扉は開かなくなっていた。
「――――!ラットぉぉぉぉ!」
「!いつの間にか札が!?」
扉には《ただ今、清掃中》と書かれた札があった。
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この日、魔王城は大掃除の日だったらしい・・・・・・とても大きな塵を掃除したとさ
や、やめt・・・・・・・
END
誤字脱字は感想で、毒者の方は心の中で呟いてください。読者の方は感想で呟いてください^^;