閑話 蠅王国の全体図
【国名】正式名称:漆蠅王国 ヴェスパリア
【国是(建国理念)】「平和の秩序」
弱者を守るが、弱者を甘やかさない。無益な争いを禁ずる。
【統治機構の全体図】
・黒蠅城(王城) / 首都名:黒巣都
居住者は蠅王クロ、宰相ミニア、王位種(ガルド、セイル、レイヴ、ヴェルナ、アルド)
謁見の間(外交・裁定)、幹部評議会、国家の中枢機関(武衛府、理法院、辺境軍、糸政院、天衛軍の本部)があり、有事の最終防衛拠点でもある
城下町とは明確に隔てられており、出入りには許可が必要
逆に言えば、王城の外は国民(魔物たち)の生活領域である
・城下町(巣環)
城下町は円環状に層構造をもち、以下の3つの区域に分かれる
内環区(近衛生活区)……王城勤務の高い知能をもつ魔物などが住む
中環区(一般居住区)……ほとんど多くの魔物たちが混在して住む
外環区(役務・労働区)……単純労働がメインの知能の低い魔物が住む
3つの区域の外側は、外縁帯(農採・緩衝区域)として、狩りや採集、外敵との緩衝が行われる
・国王(蠅王クロ)
軍事・行政・外交・司法など、国政すべての最終決定者だが、日常行政は直接やらない。
命令ではなく、国家の方針を示す存在。
・宰相
蠅王クロに次ぐ権力をもち、クロ不在の際は王権を代行する
内政の最高責任者として、王位種すべてを束ねる
・幹部評議会(六将会議)
ミニアと王位種たちが集う政策会議(多数決制を採用)
蠅王クロの方針を実現するための協議を行う
ミニアが議長として議事進行し、多数決で3対3に分かれた際、もしくは必要時のみクロが出席する
・武衛府(役割:陸軍・治安・対外抑止)
魔鬼王オーガキング「ガルド」が長を務める
国境線の防衛(陸上)、対魔物戦の主力(重装歩兵)、城(巣)の外郭警備・巡回、反乱・暴走個体の鎮圧(最終はクロが制圧)などを担う
・理法院(役割:法・裁定・処罰)
魔爬王リザードロード「セイル」が長を務める
国の掟(法)の整文化と運用、争いの裁定(縄張り・獲物・住処など)、外部勢力の分析(人間国家・宗教勢力・商会)などを担う
・辺境軍(役割:国境警戒・追跡・遊撃)
森狼王シルヴァウルフ「レイヴ」が長を務める
国境の警戒線(広域索敵)、侵入者の追跡・撤退阻止、弱小魔物の保護誘導(敵意のない者の選別)、伝令(匂い・遠吠え・群れ通信)などを担う
・糸政院(役割:物流・情報網・諜報活動)
妖絲王スパイダーソブリン「ヴェルナ」が長を務める
城の物資流通(食料・建材)、監視網(糸・罠)、対外情報収集・諜報活動、交渉の裏支え(贈与物・交換物の調達)などを担う
・天衛軍(役割:空軍・上空支配・長距離監視)
天翔王カイザーグリフォン「アルド」が長を務める
荒野全域上空の哨戒、飛行魔物軍団(空軍)の統制、空からの侵入者監視(煙・炎・魔力の異常も発見)などを担う
【ミニア(宰相)の権限と内政】
・【巣域構築】によるインフラ整備
城(巣)の拡張・区画整理(居住区/貯蔵庫/医療区画/迎撃路)、罠・門・監視導線の設計、国境に「哨戒拠点(小巣)」を分散配置
・【蟻妃指揮】による人材配置
知能が低い魔物を「役割」でまとめる(本能誘導)、配下の群れを最小限の命令で運用
・【共鳴嗅覚】で治安・異変を察知
争いの匂い、反乱の匂い、外敵の匂いを先に潰す
【蠅王国の五箇条(基本的なルール)】
・王城(巣)と王命を害するな
・同胞を無益に殺すな
・同胞のものを勝手に奪うな
・外敵は許可なく招くな
・弱者を踏み潰すな
【罰則の運用】
労役
拘束
追放
処刑(蠅王裁可)
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