私のエッセイ~第三十七弾:「ポアンカレ予想」!?
こんばんは!ご機嫌いかがですか・・・?
今宵は、数学のお話です。
でも、「超文系人間」の私が書くのですから、難しい数式は出てきませんヨ。
2000年に、アメリカのクレイ数学研究所が「ミレニアム懸賞問題」という七つの難問を世に発表しました。
「これを証明できたら一問につき100万ドル(約1億円)の懸賞金あげるよん」というものですが、そのうち、現在、ひとつだけきちんと証明されたものがあります。
それが、今宵紹介する「ポアンカレ予想」です。100年もの間、誰も解けなかった数学の難問ですが、ロシアの数学者「グリゴリ・ペレリマン」によって、完全に証明されました。
それは、「単連結な3次元閉多様体は3次元球面 S3に同相である。」というワケワカランものですが、これが証明されたんですよ。
そのこともすごいんですが、この証明の「副産物」として、もっとすごいことが分かったんです。
それは、「宇宙がとりうる複数の形は、最大8種類までしかない」ってことです。
つまり、「球体」であるとか、「ドーナツ型」をしてるとかですね。そういうのが、たったの8通りしかないんですって。
私ね、初めてこの話を聞いた時に、次の日本の格言を連想しちゃいました。
『風が吹けば桶屋が儲かる』
物事と物事との間の「意外な関係性」を表わすものなんですが・・・ちょうど、そんな感じでしたよねぇ。
今宵は、短いですが、これにてOK牧場ッ!
では・・・ちょいと早いですが、おやすみなさい。 m(_ _)m