詩 春夏秋冬・季節は巡る
――出会いが巡るなら 命も巡る
――旅をするあなたは きっと新しい縁を得るでしょう
不思議な世界はたくさんある この現実のどこかにきっと
まだ見ぬ人達が きっと扉をあけて 出迎えてくれるから
別れに涙して 立ち尽くしていても良い
嘆きにのみこまれて 膝をついていても良い
でも 最後には顔をあげて
閉じていた瞼を開いて 瞳に移せば
きっと色々な輝きが見えてくる
春の匂い
夏の暑さ
秋の手触り
冬の音
――さようならは終わりじゃない 始まりと同じ
――終わりを終わりにしないように 始まりを見つめてみて