作戦会議
やっとこさ本国に帰った各艦艦長に状況説明である。
ビスマルク艦上に集められた、各艦の指揮官達に、司令部から状況が説明されているところである。
「諸君のお陰でわが大西洋艦隊はその戦力の8割を本国水域に帰還できた。
そしてこの戦力及び英米海軍その他と協力しもって、北海、バルト海での制海権を獲得、ソ連からの脅威を除く。
ここまではいいな?昨日の敵は今日の友。とりあえず過去は過去として、共通の敵にあたる。
ここウィルヘルムスハーフェンには、わが軍他英米海軍の前進指揮所を設けられる。
わが海軍は、英米軍と共同作戦の経験はないため、連携して動くものの、一つの艦隊としての動きは当面予定していないからとりあえず案ずるな。
艦隊全体の呼称は英米独統合艦隊である。
わが艦隊は前衛部隊及び潜水艦運用についての権限を持つ。これはすでに東部戦線に兵力を展開していること、陸軍や空軍との連携のしやすいことから示された。
潜水艦もわが海軍がこの水域で最も多数の潜水艦を保有し根拠地も至近にあることから決められた。
なお唯一の正規空母グラーフツェッペリンはわが艦隊の直衛を任務とする。
なお英海軍については、本国艦隊のうち機動的に運用可能な戦艦、空母を投入する予定である。
ただしわが軍同様、空母は主として自分たちの艦隊直衛を主たる任務とし、副次的に攻撃任務にも当てられる。
一方で米海軍については空母機動部隊を2群投入する予定である。
こちらは打撃部隊の主力として攻勢的に運用される。
単純に合計するだけで戦艦10隻以上、空母は正規空母だけで8隻、その他支援艦艇含めると軽く100隻は越える。
当面はこれらの艦艇で制海権を確保。
その後、上陸作戦を支援する。
まだこの場所は未定であるが、戦局をみながら,追って示す。
各部隊の運用の詳細は各参謀らが詳細を定めてから達する予定である。
とりあえずこういうことだから気分を入れ替えで任務に精励してもらいたい。
以上だ。」
さてどこに上陸しましょうかね。




