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イギリス海軍の疫病神  作者: 通りすがりの野良猫
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エルアラメインの「刺客」

エルアラメインの戦いはドイツ軍の思わぬ攻撃でイギリス軍の堅固な防御ラインが突破されてしまいます。

エルアラメインの戦いは有名な北アフリカはエジプトでの戦いである。


これはドイツアフリカ軍団の大勝利の場所として有名であり今では観光地にもなっているとか。


(日本人観光客目当てに現地で商売している、大阪のおっさんの「えるあらめいん饅頭」などが並んでいるのは笑ってしまうが)


エルアラメイン周辺はやっかいな湿地があり戦車の機動には向いていない。

一方、海岸部は大規模な対戦車障害などが配置されていて突破は困難である。

このため、通常のアフリカ軍団の攻撃パターンなら内陸部に迂回して回り込むのである。


しかし、南方地域には結構防御が固められているのが偵察により判明してきた。

つまり内陸部へ回り込むことはイギリス軍の陣地に正面からの攻撃になる。

さてこの時作戦地図を見ていた参謀が、「昔のアルデンヌの状況に似てないか?」と言い出した。フランス西部のアルデンヌは「戦車は突破困難」とれて十分な兵力が配置されず、ドイツ軍はここを突破したのである。

ではこの場合はどこから?

皆が思案していると、戦闘団「アフリカ」つまり有名な「ピンクパンター」から「こんな改修キットや機材が本国にあるはずだから、使ってみないか?」と提案してきた。

彼らは本国のクルメンスドルフ試験場で、さんざん各種機材のテストに明け暮れた連中だから、前線にいる部隊が、見たこともないような機材を活用するのはお手のものである。


司令部は即座にこの提案を受け入れて、本国に要請したのである。


そしてこれらの機材がエルアラメイン戦のいく末を決めてしまうのである。


さあどうする、であります。

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