ワイルドキャットリーダーより、、、
ビクトリアスに危機迫る
爆撃手はイラストリアス級空母(後から聞くとビクトリアス)を照準機のど真ん中に捉え(元々訓練教官だったらしい)発射スイッチを押す。
ロケットが加速して誘導弾はみるみる速度をまして行く。
我々の機体、に向かってきたはずの戦闘機は
どんどん加速する誘導弾がどうやら自身の母艦に向かっていくのに気がついたようだ。
明らかに動揺するのが見えたが、たちまちこれがより脅威になると考えて、誘導弾を追尾しだした。
しかし、ロケット全開の誘導弾はなかなか追尾できず、慌て母艦に報告する「ワイルドキャットリーダーより、キャットハウス、敵は誘導兵器らしきものを数発射った。
ワイルドキャットフライトは追い付けない!」
艦長はそれでも落ち着いて対空戦闘の指示を行う。
「取り舵一杯」
舷側の対空火器を向けて撃墜する腹だ。
後の時代ならレーダーへの投影面積を最小にするように舵を切るんだが。
高速、小型の誘導弾はなかなか捕捉できないようだ。
しかしなんとか、2発目は機関砲で捕捉して、爆発。
だが3発目を捕捉する前にビクトリアスに1発命中。
さらに3発目が命中。
黒煙が上がる。
「キャットハウス、応答せよ、、、」
ワイルドキャットは更なる攻撃を警戒して母艦上空で旋回する。
「ずらかる。」
我が機は反転すると、すたこらブレストめがけ帰還するのである。
戦闘機も頑張りましたが、やはり秘密兵器のほうが一枚上手




