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イギリス海軍の疫病神  作者: 通りすがりの野良猫
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目標発見、誘導弾発射

当初はのんびりしてましたが!

ハインケルの4発爆撃機は低空をなめるような飛行を続けている。


「少佐、調子は良さそうだな?」

「筒温も安定してる、振動も特にない。整備のこと考えても、別々のナセルの方が楽だし。

何でお偉方は机の上の計算ばかりするんだろうな。

最初からこの機体を作れば簡単で戦力化もはやかったのにね。


空力的にナセルをコンパクトにまとめる理屈は分かるがな、けどコンパクトなナセル、手が入りにくいですよね。

整備できないエンジンナセル作っても意味ないのに。」

「機長、学者先生のなかには技術バカもいますね。たまに飛行機には飛ばしたり、整備する人間が必要なことを忘れたりしますよね」


「まあ注文する空軍の上にもバカはいる、、 、これは少佐、お国への報告書には書くな。軍機だからな(^-^)」

「大丈夫。日本も同じだよ(^-^)」


「機長、話が盛り上がってるとこで申し訳ないですが、レーダーに感あり。方位から見て、先に艦隊叩きにきた空母やないですかね。」

「了解、これより探知目標に向かう。各員、哨戒中の戦闘機に警戒を厳とし、試射を許可する」


各銃座は、装填状態を確認し、安全装置を解除、短連射を行い、再度安全装置をかける。


「爆撃手。誘導弾と誘導装置もスイッチ入れといてくれ。 目標が予想通りなら、日本からのお客様にいいとこ見せたいからな。」

「爆撃手了解、スイッチオン。作動良好です。」「期待してますよ、少佐」

「まあ楽しみにしといてよ。」


さてビクトリアスである。

「レーダーに感あり、方位270、距離30000ヤード、高度低いようです」

「サンダーランドかリベレーターかな?」

「いやこいつはブレストあたりからだろうな。敵機だろうな。」

「艦長、レーダーです。方位270距離約25000ヤード、多分敵哨戒機。」

それなら、ワイルドキャットで十分だろうな。

「上空のキャットリーダーに伝えて迎撃させよ」「了解、キャットフライト、仕事だ」


ワイルドキャット2機が敵に向かう。


「機長、前方11時に敵小型機2機。こちらに来ます」

「よし、戦闘配置だ、各員兵器使用自由」

「爆撃手、誘導装置と誘導弾用意」

「射程に入り次第、発射せよ。」

「了解、まもなく1番発射。続けて2番、3番発射」


誘導弾はビクトリアスへ。

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