伊号401の整備と改造
さすがにくたびれた、伊号401もドイツの出先で整備になりましたが
はるばるインド洋経由でやってきた伊401潜水艦、さすがに整備の必要があり、ウィルヘルムスハーフェンのドックに入ることになった。
幸い、英米とドイツの休戦に伴い、ドイツと日本の往来はとりあえずドイツ機に限り、黙認されることになった。
(これは、先に日本海軍がウラジオストクを攻撃、ソ連の極東地域の重要拠点を壊滅させたことを評価したチャーチルの影響もある)
こうして、必要な補給部品、技術者などを載せたフォッケウルフのコンドルは、はるばる日本から飛来してきたのである。
これは後に、日本機が飛行解禁されてから、この路線には、日本海軍の二式大艇の輸送機型も投入され、後々の大日本航空の欧州線の先駆けになるのである。
さて、ドイツ軍の工廠の手も借りて整備されていた伊401が、あるとき面白い「提案」がされて、日本側も前向きになり、急遽改造業が追加されたのである。
これは後に、「世界初」のタイトルを本艦にもたらすことになるのである。
伊号401を見たドイツの潜水艦乗りは、当初「でかすぎる」「こんな潜水艦じゃねー」とか言っていたが、改造して新たな能力を得たのを見ると、評価を改め、ひそかに「でかい潜水艦もいいな」となったらしい(^-^)!
この活躍はこれから触れていくことになるのである。
次なる作戦での活躍が楽しみです




