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イギリス海軍の疫病神  作者: 通りすがりの野良猫
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ドイツ空軍基地では

いつものように整備兵が頑張ってます

整備兵がマニュアル片手に各種機体に黒と白のストライプを入れている。


「こんなんじゃ、せっかくの迷彩が台無しやないか?」


「仕方ないでしょ、あいつらも塗装してますよ」

ふと見ると新たに同じ基地に展開している米軍機も同じよーに四苦八苦しながらの塗装作業である。

「でも連中が味方について良かったな」

「燃料はたんまり、食事も改善されたしね。何より爆撃されないだけ助かるな」

「でも油断しないでくださいよ。イワンだって爆撃機はあるんですから。」


「そりゃそうだな。東部戦線の最前線では飛行場にTー34すら入り込んで地下の退避壕にはまったりするんだから。」

「そんなこともありましたな」


彼らはあーだこーだいいながらも、識別塗装、インベージョンストライプを前線で使用する戦闘機、輸送機、中型爆撃機、連絡機などに施していくのであった。

これは特にイギリス軍の場合に重要であった。レンドリースで多数の同型機がソ連にもあるからだ。

また、米軍機の中に「鮫の歯」シャークティースを描いてある機体がたまにあったが、ドイツ軍の若手の中には真似をして同様な塗装をはじめる者もいた。

「これってカッコいいよな?」

「うん、合ってる」

そういう訳で、Me262(シャークティース)と言う商品名で後年、日本の静岡県の模型メーカーから48分の1スケールの模型が販売されたりするのであった。

なんせこの塗装は航空団司令が気にいったもんで、全機体に適用され、宣伝中隊の目に止まり大々的に宣伝されたからだ。


このキットは好評でネットではプレミアつくようです

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