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スライム地獄

母が「スライムをカーテンにしたいんだけど」と言いだしたから論争になった

作者: スライム地獄

母がいる。

その母が僕の部屋に来てこう言った。

「あんたの部屋のカーテンだけど、スライムにしようと思う」

なんだって!?

スライムだって!?

僕は日々の開け閉めを考えた。

夜になればスライムを閉め、

朝になればスライムを開ける、

そんな生活を考えた。


辛かった。


「母さん、スライムはないよ。むりだよ」

「そんなこといってもねえ、もう注文しちゃったわ」

「キャンセルすればいいよ!」

ピンポーン

「あ、きた」

「だめだ!受け取っちゃ!」

僕は母の足にしがみついた。

母はもう片方の足で僕を蹴り上げた。

母は息子を蹴ることになんの抵抗もない。


「いやー宅配便のお兄ちゃん、ほんとイケメンだったわ〜!」

母はほくほく顔で荷物を運んできた。

箱がガタガタ揺れている。

箱がガタガタ揺れている。

箱から青いのが溢れている。

箱から青いのがすでに溢れている。


「うおおおおおーーー!!!」

先手必勝だ!

だってこれからスライムがカーテンになるんだぜ!?

おちおち寝てられない生活になるんだぜ!?

スライムといえども襲ってくるかもしれないじゃん!!


僕はスライムを消すことにした。

カーテンになる前に!

僕は母から箱を奪い取った。

そして窓から投げた!

やったー!

これで平穏な日常が..

だれかが階段を上ってくる。


配達員の兄ちゃんだ!

確かにイケメンだ!

「ふふふ。こんなことだろうと思った」

!!

配達員の兄ちゃんはスライムに変身した。

「こっちが本物のスライムだ!お前が捨てたのは宅配便の兄ちゃんだ!」

「なんだってーー!!!」

母はスライムにうっとりしている。

抱かれたいとつぶやいている。

僕は座り込んでしまった。


数時間後_

僕は逮捕された。

宅配便の兄ちゃんを窓から放り投げて殺めてしまったからだ。


面会に来た母の言葉によると、

今でも僕の部屋のカーテンはスライムらしい。

ははは




村人にむりやり踊り子の衣装を着せられた男の子...なぜか魔王と戦う旅に行かされることになり...


「◇◇◇踊り子の衣装を着せられて、魔王と戦うことになったんですけど!!◇◇」

を連載中です(❀╹◡╹)ノ゛


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