第2話 悲しみ
【前回のあらすじ】
校長智が主将と戦っており、選手交代健となった。以上!
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健は銃を構え、主将に向かって連射する。弾は交わされ、主将は余裕の笑みを浮かべる。健は歯を食いしばり、もう一度連射する。だが、またもや避けられる。
健は舌打ちをし、主将の周りをぐるぐると回りながら銃を発砲した。主将は相変わらず余裕の笑み。健は腹を立てる。だが、冷静さを失ってはいけない。
健は、智が使っていた銃を見つけ、左手に持つ。二拳銃。だが、健は見つけた時に気付いていたが、スナイパーライフルではなかったこと。普通の拳銃だったのだ。
スナイパーライフルは智が持っている…訳ではなく、守護の殺が肩にかけていた。そう、智に預かってくれと言われていたのだ。
智の使っていた拳銃は高速弾で、とても早く飛んでいく。両方早い訳ではなく、通常の速さと高速…これはなかなか厄介ではないかと、健は思った。
そして再び、さっきのように主将の周りを回りながら銃を発砲する。主将も、なかなか苦戦していた。
主将はついに動き出した。健に殴りかかる。健はスルリと交わし、主将の腹を蹴った。主将は痰を吐く。その隙に、健は踵落としを背中に喰らわした。そして、主将は地面に倒れる。
主将は荒い息をしながらも、立ち上がる。そして、健を睨みつける。
「まさかここまでやれる人間が居るとは…」
主将は笑みを浮かべ、落ちた銃を拾う。そして、弾を確認する。
「十弾…この十弾を受け止めるか避けてみろ! 避けきれたら、私の負けにしてやろう。どうだ?」
皆は驚いた。そんな簡単にいくものなのか? だが、簡単とは言えない。主将の銃弾が改造されているかもしれない。それでも、健はその挑みを受けることにした。
「さあ、まずは一弾!」
主将は銃を発砲する。健は慌てて避けた。帆を切った。健は帆を触って確認した。ただの切り傷。健は安心し、再び主将を見る。
「あと九弾だ…次は三弾!」
主将は連続で、三弾発砲してくる。左右頭。健は素早く避けた。そして、息をする間もなく次の弾が発砲される。
「四弾!」
四弾発砲される。左右上下。ギリギリだが避けきった。健は溜息を吐く。だが、あと一弾。これさえ避ければ、主将が言っていることが本当なら、戦いは終わる。
「さあ、ラスト一弾だぁ!」
主将は一弾を撃つ。健は先程と一緒の速さだと思っていた。そう、思っていた…なのに…
「速いッ! これじゃ避けきれ…」
健の言葉はそこで途切れた。そこには、倒れた健。恐ろしいものを見たような目をしながら倒れている健。皆は目を疑った。やはり主将は仕組んでいた…
「はっはっは! 無様なものだ!」
大樹は舌打ちをする。也公は歯を食い縛る。ミカは涙を流す。だが、そこで立ち上がった者は…
「アリーフ?」
【次回予告】
健が殺られ、そこで立ち上がった者はアンドレイ アリーフだった。彼はどう活躍するのだろうか!




