第6話 希望
どうも。
【前回のあらすじ】
合流したが床が崩れ落ち離れ離れになった。以上!
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離れ離れになってしまった健達だが、目的を果たす為、幸い見つかった仲間と共に先を進んでいった。
さっきの南東西とは違うグループになっているが、御構い無しに共に行動する。
健は鶴喰と同行していた。他の生徒は、青砥や真麻、茉莉花などが一緒だった。
「皆さん、大丈夫でしょうか…」
「心配するな。お前らの学園の先生や生徒だって、素人じゃないんだろう?」
鶴喰の励ましの声に、頷く真麻。顔を上げ、前を見て進む。
瓦礫を掻き分け、道無き道を進む。途中で、仲間がいないか探したりもしていた。
「お、通路のようなものが見えてきたぞ。」
鶴喰が指す。そこには、確かに通路があり明かりもある。皆は喜んだ。
「む、敵だ! 排除しろ!」
あともう少しというところで、敵の兵士が現れた。鶴喰は舌打ちをしながらも、銃を構えて敵を撃つ。
健達も冷静的に銃を構え、敵を狙い撃っていく。
♢
あまり時間も掛からず、敵を排除できた。鶴喰は一度、深呼吸をする。慌てるな、落ち着けと。
「さて、進むか。」
鶴喰はそう呟き、手で合図して先頭を切る。監視カメラが無いか、十分に見渡しながら進んでいった。
「角にはあるよな。」
青砥が監視カメラを見つけ、視覚に入らないように破壊した。その後も、そのような感じで進んでいく。
「おっと。」
健が監視カメラに移りかけたが、間一髪のところで破壊。冷汗をかいた。
「慎重に進めよ。」
鶴喰が呼びかける。皆は返事をする。今の人数は十人ぐらい。さっき床が崩れ落ちた際に、死んでしまったか、あるいは逸れたか…
「エレベーターか…今何階なんだろうな
。」
鶴喰の言う通り、何階なのだろうか。それに、階なんてここにあるのだろうか…
「さぁ…どうなんでしょうね。」
鶴喰の横にいた兵士が言う。そういえば、足は大丈夫なのだろうか。若干、気付いていた真麻がそう思う。そして、肩を貸した。
「さっきから足を引きずってたもので。」
兵士は驚く。まあ、それも分かるだろう。大将の体調をしっかりとわかっていかなかったからだ。
「ははっ、君は鋭いな。ありがとう。」
「俺も肩貸しますよ。」
自然と、肩を貸した健。鶴喰は笑った。
「優しい生徒達だな。先生に言っといてやろう。」
真麻と健も笑い、先を進んでいった。
♢♦︎♢♦︎♢
誠一郎は、一通り部下達を探していた。一緒に、ミカとシンも探していた。
「誠一郎さん、もういなさそうですよ。」
「そうか…」
誠一郎は探し出した者の顔を見ながら、喋り始めた。
「十人いればいい方だ。いいか、命は自分で守れ、人を頼るな。」
『はい!』
大半が生徒と先生で、数人が誠一郎の部下だった。誠一郎を先頭に、皆は続く。
瓦礫を掻き分けながら、進む。
「お、通路が見える。」
誠一郎はその通路を指す。ミカは喜んだ。その喜びは、道があったからだ。
「気を引き締めていけよ。」
誠一郎は進んでいった。その後に、皆が続いた。
♢♦︎♢♦︎♢
「お姉ちゃん! どこなの!」
別の場所では、香が姉である遥を探していた。也公も必死に探す。
「ゴホッゴホッ、ここ…よ…」
声のする方に近づく也公。必死に瓦礫を掻き分ける。
「お姉ちゃん!」
「ふぅ…よかった。」
遥は香を抱き締めた。
「見つかったのはこんだけ…でも、いいわ。さあ、進むわよ!」
【次回予告】
それぞれエレベーターに乗り込み、下の階に降りる皆。そこは、如何にも最深部よのうな場所…




