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第7話 謎のモンスターとの戦闘【後】

後編です。

【前回のあらすじ】

 生徒達が入れ替わりでモンスターを攻撃していった。以上!



♢♦︎♢♦︎♢



 あれから数分経ったが、未だにモンスターはダメージを負っていない。寧ろ、ハイド達の方がダメージを負っている。


「どうしたらいいのかしら…」


 クロスボウを構えながら呟く亜神。隣で銃を構えながら頭をひねる光。と、そこに弥埼 幸が銃を構えて光の隣にいた。


「とりあえず、撃ってみるってことね。」


 亜神達は、再びモンスターを狙い始めた。



♦︎



 ハイドは、息を切らしながらも同じ行動を繰り返している。だが、体力が保たない。


「選手交代だ。」


 声の主は南 壊。彼はナイフを使うため、近距離では優秀。遠距離でも投げナイフを使うのでどちらとも向いている。才能の持ち主だ。

 彼は基本的無口。だが、ピンチ時は動く方。それに今の状況、壊は有利かもしれない。

 壊はナイフを両手に構え、ダガーのように持つ。そして、モンスターの元へ走っていき回転し切り裂く。


「やはりダメか…」


 切っても無傷だったモンスターを見たハイドは、溜息を吐く。だが、壊は切り続ける。


「おらぁ!」


 モンスターの攻撃を交わしながら、弱点部分を探し出す。

 光と亜神は、止めずにそれぞれの武器でモンスターを狙っている。


 それにしても、壊の動きは素早く素晴らしかった。モンスターの攻撃を華麗に交わしている。


「どうだ!」


 モンスターの額をナイフで突き刺す。だが、悉く弾かれる。このモンスターに指さえ触れさせられないのだろうか。


「どうなってんだよこいつ…」


 壊が息を切らして呟く。その場の誰もがそう思うだろう。


「がはは! 苦戦しているな、壊。」


 番長のような笑い方の斎藤 豪貴は、ガトリング砲を構えて歩いてくる。

 壊は深呼吸して、豪貴の方を見る。


「わしも応戦するぞ。」


 豪貴はそう言って、モンスターに歩み寄る。壊はなんとなく、豪貴がしようとしていたことを悟った。

 壊はモンスターの背後へ走って行く。豪貴はゆっくりとモンスターに正面から歩み寄る。

 モンスターは豪貴の方に気を使う。


「喰らえ!」


 豪貴は叫び、連射する。全て弾かれているが、これも作戦の内。その弾かれた弾を壊がナイフで飛ばし返す。

 この発想に対応できなかったモンスターは、その弾を喰らってしまう。


「おお!」


 平和は思わず感嘆の声を上げる。だが、まだ少ししかダメージを与えられていない。油断してはいけない。

 と、モンスターに連射する音が聞こえた。そこには、ガトリングを二つも持った軍服を着た謎の人物がいた。

 モンスターは大量の弾を防ぎきれず、命中し倒れてしまった。その軍服を着た謎の人物に、豪貴が近づく。


「サンキュー!」


 豪貴が謎の人物の肩に手をかける。謎の人物はそのまま前に来、豪貴の腹をナイフのようなもので刺した。


「ぐふっ…」


 豪貴は腹を抑えて倒れこんだ。壊は目を大きく見開かせ、豪貴の元に駆け寄った。


「てめぇ…!!」


 壊は恨みの目で謎の人物を睨み、ナイフを腹部に突き刺した。謎の人物は静かに倒れこんだ。


「ゴホッゴホッ…」


 咳き込んでいたのは豪貴。なんと無事だったのだ。亜神が心配して寄ってくる。


「いや〜、危なかった! 防弾ジョッキって有効だな!」


 豪貴は、がははと笑った。亜神達は肩の力が抜けた。


「とりあえず、休むわよ。」



♢♦︎♢♦︎♢



 こちらは軍基地。モンスターの排除を完了した真麻達が、軍基地内の会議室に行っていた。


「よし、全員揃ったな。それじゃ、話すぞ…」


【次回予告】

 隊長に会議室に招集され、会議を始める真麻達。そこでモンスターの真実が明らかに!?

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