第6話 謎のモンスターとの戦闘 【前】
モンスターとの戦闘です。
【前回のあらすじ】
軍基地に辿り着いた。学園が壊され、更に謎のモンスター到来。以上!
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銃を構える平和。それに続くかのように構える冥と千香。
「行くぞ!」
平和の呼びかけに三人は三方向に散らばる。そして、それぞれの方向からモンスターを狙い撃ちする。だが、数本の手で弾かれる。
「まだまだぁ!」
平和はその地点で連射する。だが、素早く弾を弾かれてしまう。
「にゃー!」
千香も乱射する。しかし、やはり弾かれてしまう。
「喰らえなう〜!!」
冥も乱射するが、悉く弾かれてしまった。三人はモンスターのなぎ払いにより、飛ばされる。
「ぐはっ…」
平和は痛みにより、吐血する。冥と千香は気絶してしまっていた。
「危ない!」
再び平和に攻撃しようとするモンスターに対し、心愛が入り込みその部分を撃つ。
「まったく、無茶するわね。」
平和の後ろから、凪が歩み寄る。平和は苦笑いする。
「無理に喋るな。傷が深くなる。」
その声の主は赤月 古兵。古兵に対し、平和は喋るのを減少させる。
古兵は平和を引きずり、寝かせる。そしてモンスターに向け銃を向ける。
それに続くかのように、凪と心愛も構える。
三人は同時にモンスターを撃つ。だが、やはり弾かれてしまう。一体なんなんだこのモンスターは。
「おらおらぁ! どけどけぇ!」
古兵の背後でダイナマイトを手にした爆がモンスター目掛けて走ってくる。そして、ダイナマイトをモンスターの足元に転がす。
ダイナマイトは直ぐに爆発し、爆風が起こる。だが、爆風の後影が残っていた。爆は目を疑った。
「大丈夫か! 気を緩めるなよ!」
叫んだ主は北島 漣。超魔改造したデザートイーグルを片手に、モンスターの元へ走っていく。
「喰らえ!」
漣は何発か弾を当てる。すると、薙ぎ払った腕が切り落とされた。
「おお。」
思わず声を漏らす平和。だが、漣は気にせず連射する。
「まだまだだな…そこをどけ。」
漣の背後にいた影山 ハイド。
「まあまあハイドさん、ここは二人の方がいいですって〜!」
そう言い、撃つのをやめてハイドに肩を組む。ハイドは漣を見つめ、頷いた。
「周れ!」
ハイドの命令に、モンスターの背後に周っていく漣。モンスターは漣を追い見つめる。
「こっちに気を使え…」
ハイドは背中を見せたモンスターに対し、乱射するハイド。だが、撃った時に気付いた。
「背中が硬い…?」
背中の硬さに、弾が弾かれていた。ハイドは目を疑うが、やはり鱗のようだった。
モンスターは、唖然としているハイドをほっといて漣の方に目を向ける。そして、薙ぎ払う。それに気付いた漣は低姿勢になる。
「危ねぇ…」
間一髪だった漣は、息を吐く。だが、直ぐに気を引き締め直した。
「ハイドさん、行きますよ!」
そう叫んだのは漣…ではなく、垢島 星だった。ハイドは姿見ずとも誰かわかった。
星の武器は狙撃銃、遠距離が最適だ。ハイドは色々と頭をフル回転させ、作戦を練った。そして、動き始める。
ハイドは手で合図した。それを星が確認する。そして、狙撃銃を構えた。
動いたのはハイド。左右前進しながらモンスターの目を眩ます。その隙を狙って星がモンスターの頭部にピントを合わせる。
ハイドは避けながらも隙を狙い、時々銃を構える。
「ここ!」
星が叫ぶと同時に弾が発射する。モンスターに命中…しなかった。星は目を疑う。
「星…まだチャンスはある。」
ハイドの呟きが耳に入ってきた星。再び狙撃銃を構えた。
ハイドの耳元を何かが通る。星が撃った弾かと思いきや、矢だった。
「矢…亜神先生か…」
地面に突き刺さった矢を見ながら、ハイドは呟いた。
星の隣にいたのは、ハイドが言った通り皆里 亜神だった。亜神はクロスボウ使いなのである。
【次回予告】
このモンスター、なかなかだな。苦戦してやがるぜ。え? 俺か? どうだろな。
次回、モンスター討伐?




