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何百回目の青春は  作者: むら殿
1/3

突然の

初投稿。こんばんにちわ。

ああ、吹き飛ばされたこの感覚は

どこかに消えた下半身は

何の痛みも味わえないほどの不思議な感情は

突拍子もないこの出来事は


あんなことが起こるなんて思いもしなかった今の僕は


ただただ、口を開きながら飛んでいるしかないのだ。



ー何百回目の青春はー


2015年11月13日

朝起きて寝ぼけたまま飯を食べて顔を洗って歯を磨いて歩いて学校へ向かった。その頃には目は冴えきっていた。

「柴田は今日も眠そうだなぁ!」

笑いながら元気に俺の周りを鬱陶しく駆け回るのは、星野純。通称純。柔道部のキャプテンだ。坊主頭がよく似合う活発でやかましいやつだ。

彼とは高校から一緒になったがすっかり仲が良くなり、今では何でも話せる仲だ。

そして女子2人が僕らに近づいてきた。彼女たちも高校から一緒になった友達だ。

「いい天気だね、授業中はポカポカ寝れそうだぁ」

ふあーっとあくびをする彼女の名前は小林葵さんだ。通称小林。帰宅部。授業中も寝てばかり、よく転ぶので膝と肘にはサポーターが装着されている。

「葵ちゃん、授業中に寝たらダメだよ…」

優しく小林に注意するのは篠瀬真帆。通称真帆。とても頭が良く、学年トップを争うほどだ。口数が少ないがとても優しく、可愛い見た目から男子からとても人気があるらしい。。ちなみに彼女も帰宅部だ。


そして僕も帰宅部だ。帰宅部多すぎるぜ。


純が突然

「放課後ゲーセン行こうぜ!」

珍しい。彼はあまりゲームなど電子機械に疎いのでゲーセンは好まなかったのだが。とっさに聞いた。

「珍しいな、お前がゲーセンだなんて。機械音痴卒業か?」

「ちょっとな、欲しいぬいぐるみが…」

「お主デカイ図体の割にぬいぐるみなんてかわいいなぁ笑」

小林がすかさず純をからかう。

真っ赤に膨れた純を真帆がなだめた。


放課後ー…

久しぶりのゲーセンに胸を弾ませ

皆んなで向かった。目玉商品かと言わんばかりにお目当のウサギのぬいぐるみがいた。

誰が取るかを決めよう、とのことで

じゃんけんをした結果


小林→純→俺→真帆


小林がボタンを押した。ウィン…と動き出したが、惜しいところで取れない。

「お前はセンスがねえな!」

と、偉そうに言い、純がボタンを押した。的外れなところに動き、コインが無駄になってしまった。

才能のさの字もないくらいのセンスの無さに愕然としてしまった笑。

とうとう僕の番だ。

あのバカと同じ失態を侵さないように…僕が


ボタンを押した


瞬間


吹き飛んだ


ウサギが飛び散り僕の下半身は空を舞い、小林らしき足は放り出され

純の頭が無い。ぼんやりとした目でみんなが吹き飛んだ姿と一生お目にかかることはない下半身の無い僕を見ながら

ウサギはふわふわしていた


ここで終わりか。。。


痛みも感じる暇も無く、意識が途切れた。




初投稿です。中学生なので生暖かい目で見てやってください。

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