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少女Aの独白

作者: 蒲公英陽
掲載日:2015/06/27

クラスメイトが学校に来なくなりました。

どうしてか、そんなこと私には関係の無いことですが、その子はクラスでは結構な嫌われモノです。何故かは、まあ一言でいうと煩いからですね。

皆はじめはただの風邪かと思っていたけど流石に一週間も休みが続くと不審に思いはじめる。インフルエンザじゃあるまいし長過ぎる。段々と噂もたち始めるが、その内容が結構酷い。『援交しててそれが学校にバレたから停学処分中』とか『風俗で働いててそっちにハマった』とか色々。面白いくらいにソッチ系の噂しかない。元々男好きのけがあったからしょうがないんだろうけど。

うちの学校は何年か前までは女子校だった。今では共学だけど、でも圧倒的に女子の方が多い。少数だけど男子はいる。その男子たちがまあイケメンばっかりだから目の保養にはなる。その子は自分の事を見て欲しかったんだろうね。とりあえずクラスでは目立つ位置に、他学年とも関わりを持って男子たちに近付けるようにしてたの。皆その事を知ってるから陰ではずっとその子の愚痴。学校に来ない今も『もう来なくて良くない?』や『いてもいなくてもあんま変わんないじゃん』って言う話ばっかり。表立っていじめなんてものはないけど、不満は募るのだろう。

そんなある日、その子が登校してきた。クラスの皆は面白いくらいに『心配してたんだよ』や『待ってたよ』って声を掛けてる。あんなこと言ってたのに皆演技派だよね。これで平穏な生活は終わりかなって思ったが、次の日からまた学校に来なくなった。そしてみんなの愚痴。『昨日結局何しにきたの』と言い始める。それを聞いたクラスの男子たちは震えてる。女って怖いらしい。

まあ結局その子はなんで来ないかっていうのはわからないけど、詰まらない日常に少しの刺激としては丁度いい。でも、面倒ごとは御免だ。


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