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魔法少女マリオン  作者: 神嵜煉/アーク師匠
親友との再開編
4/15

再会

私は名古屋駅通称名駅でとある人物を待っている。言ってしまうなら、命の恩人と言えるし、私にとっては親友である。彼女と会って、早くも3年が立つ。早いものだと私が思うが、こっちの世界で住むようになった性で会うのは久しぶりだ。その待ち合わせの相手の名は通称かぼちゃ。本名は長くて覚えられないだろうからと言って教えてくれないが、彼女の雰囲気でかぼちゃという名は凄く合っていると私は思う。あの日以来、私たちは青かぼコンビと呼ばれて、教会でもそこそこ名前が広まっている。此方に移住してこなければ、今でも魔物狩りを行っていたのだろうと思う。此方の世界は極めて平和だ。人を襲う化物が居ないし、戦争が起きるわけでも無い。今、かぼちゃに会えば、あんた、鈍ったでしょと言われそうだか、仕方がない。


待つこと20分。

かぼちゃらしき人物が此方に手を振っている。結構な期間会うことが無かったが、それでもここまで劇的に変貌する人間は他にいるのか。いや、居ないだろ。彼女は美少女という言葉が似合う程の顔立ちと体格になっていた。まさか、彼女が異世界で魔法少女をやっているとは誰も思わない程に。


「マリオン、久し振り。元気だった?」


「うん。そういうあんたはどうだったの?」


「勿論、元気。なら、行きましょうか。今日はやることが一杯あるんだから。買い物でしょ、食事でしょ、狩りでしょ・・・」


「今日1日でそんなにやるの?」


彼女は頷くと私の手を引っ張り歩いていく。


まだ、2人は知らない。2人の再開がこの後に起こる様々な出来事の序章であることを。

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