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Dragon Sword Saga7『ドラゴン・マスターと竜』  作者: かがみ透
これまでのあらすじ・登場人物
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これまでのあらすじ・登場人物

普段はよろず屋、実は二つの伝説の剣を持つ、傭兵ケイン・ランドールは、

穏やかで無欲な彼を、伝説の戦士と信じて付いていく妖精ミュミュを連れ、

旅をしていた。

道中、魔法剣を持つ傭兵カイル、巫女で今は魔道士を目指すクレアと出会い、

不思議な魅力を放つ男装の美少女戦士マリスと、

相棒の謎めいた魔道士ヴァルドリューズの旅に同行する。



大国ベアトリクス王国の出身であるマリスは、大魔道士ゴールダヌスの命により、

東方の魔道士ヴァルドリューズと共に、獣神『サンダガー』を呼び出し、

魔物の吹き出す次元の穴を潰してまわる旅をしていた。

マリスとヴァルドリューズの目的は、

最終的には、復活する魔王との対決も考えられるのか――!?



マリスは、伝説のゴールド・メタル・ビーストの化身『獣神サンダガー』を、

守護神に持つという稀な人材であるのが災いし、追われる身となる。

ケインは、伝説の剣を、彼女を守ることに役立てようと決心したのだった。



ヴァルドリューズが、さらわれたミュミュを追い、

ケイン、マリス、カイル、クレアの四人が残った。

人間を魔物化した強化人間を作り出した暗黒秘密結社は、

『デモン教』と名乗り、

小さな町から少しずつ人々に浸透していった。

反抗する者は町から追い出され、目をつけられた四人。

唯一『治療』等の白魔法が使えたクレアが重傷を負ってしまい、

マリスも怪我に倒れる。


ドラゴン・マスター・ソードを造った神から送りこまれた使者が近付き、

ヤミ魔道士にケインがバスター・ブレードで応戦。


カイルの機転とケインの実力で、なんとか危機を乗り切る。

『デモン教』といよいよ最終対決という時、偶然現れた黒い騎士団マリリンの

登場により、決着は着かず。


一行は、マリリン、クリスと別れ、ケインの求める魔石があるかも知れない

ドラゴンの谷に、向かうのだった。



         †  登場人物  †



ケイン(18)……………………………二つの伝説の剣を持つ戦士

                 本職は傭兵で、普段はよろず屋


マリス(16)……………………………失踪中のベアトリクス王国王女

                 剣と武浮遊術を操る白魔道士の少女


カイル(20)……………………………魔法剣を持つ女好きな傭兵


クレア(18)……………………………元巫女で魔道士見習いの少女


         †     †     †     


吟遊詩人………………………………ジャスティニアスの使者  


ジャスティニアス【神】……………ドラゴン・マスター・ソードを造った神


サンダガー【神】……………………マリスとヴァルドリューズによって

                 召喚される雷獣神


         †     †     †     


ハッカイ ……………………………ケインの元傭兵仲間


リョウ ………………………………ケインの元傭兵仲間


ミリー ………………………………ケインの元傭兵仲間でリョウの妻


レオン ………………………………バスター・ブレードを手に入れた戦士

                ケインの師匠で父親

              

         †     †     †     


スグリ【竜】…………………………ドラゴンの谷に棲む竜族


ボルボ【魔】…………………………高位魔族


リリド【魔】…………………………高位魔族


         †     †     †


ヴァルドリューズ(24) ………………マリスの相棒。上級黒魔道士


ミュミュ【妖精】 ……………………ケインと旅をしてきた子供のニンフ


ジュニア(1170)【魔】………………封印されていた魔界の王子


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