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Pr-01 プロローグ

 どうも、この度ユーザ登録をしてしまった七篠言平と申します。


 まだまだ拙作しか書けないと思いますが、37℃程度の生暖かい目で見守ってくれると幸いです。

 そんなのはイヤーてな方は、ブラウザの戻るボタンを押してみるのが幸せへの近道ですよ(笑)


 2011/1/24追記:

 一部の文章、及び改行を改訂しました。

 2011/6/1追記:

 再投稿と全面改定を行いました。……とは言っても、プロローグに大きな違いはありません^^;

 ある夏の夜、一人の少年が塾の屋上へと登って行く。今は既に夜の十時頃、屋上には当然人間の一人も居なく、銀色に輝く満月が屋上を照らしているだけであった。

 そんな人気(ひとけ)の無い屋上に一人、先程の少年が軋む鉄扉を押し開け屋上へと出て行く。


 彼は名を中峰東次(ナカミネ トウジ)と言い、毎回塾が終わると屋上に月を見に来る、ということが習慣になっていた。彼の友人の多くは全く可笑しい習慣だと笑っていたが、彼自身は、夜空に浮かぶ月を見上げるそのゆっくりと流れる時間が好きなのだ。

 いつもと同じ様に、屋上を囲うフェンスに肘をついて月を見上げる。既に夜の十時も過ぎているからか、綺麗に円を描く月は既にかなり高い位置にまで登り夜の町を妖しく照らす。


 と、そこで彼はふと、見上げていた月が揺れ動いている事に気が付いた。普通なら有り得ないその現象を疑問に思ってしばし思考に耽る。

 蜃気楼でも起こったのかと思った彼はそのせいか、月ではなく自分が立つ屋上の床が動いているという事に全く気付けなかった。


 彼の塾が入っている建物は、その新築の様な見た目の割には築十五年という実際はかなりの年代物である。更に、上へと二回も建て増ししているため、接合部が弱ってしまっているのだ。故に、彼の居る屋上はかなり脆いと言えた。


 そして彼は遂に、後に歴史に刻まれる事となる大地震に成す術もなく、折れたフェンスと共に地面へと堕ちて行くのであった。



 どうだったでしょうか?


 まだプロローグなのでかなり短いですが、見てから後悔したという方は今からでも遅くありません。戻るボタンを押してみるのが幸せへのt(以下略)


 感想評価や誤字脱字の報告、改善点やアドバイスなどはいつでも大歓迎しております!

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