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12/12全話完結【ランキング32位達成】累計3万3千PV『異世界不動産投資講座~脱・社畜28歳、レバレッジで人生を変える~』  作者: 虫松
第七部 天空都市へ遺跡編

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第2章 「崩れた遺跡と傾いた村」

タクミ一行は、天空都市レテンシアへ通じる古代の浮遊塔を探す途中、地盤が崩れ傾いた村に立ち寄る。この村は、かつて天空人が移り住んだ古代の遺跡の上に形成された村で、家々は傾き、雨漏りもしている“訳あり物件”の状態。


村人たちは、浮遊結界の影響で空から来る支援も限られており、生活に困っていた。タクミは現地の職人から建物調査の基本を教わり、傾きや雨漏りを調べるスキルを習得する。


村の広場にある傾いた家の前で、タクミが壁や床をチェックしていると、村長が声をかける。


「若者よ、少しお願いがある。私たちの家を…買ってはくれぬか?」


「え、家を…ですか?」


「ここは古代の天空人が移り住んだ土地だ。だが、浮遊結界の影響か家が傾き、雨漏りも絶えず…手を入れるにも資金がない」


タクミは真剣な表情で家の傾きを水平器で測り、壁を軽く叩いて厚みを確認する。


「なるほど。壁の中はほぼコンクリート…でも、床はかなり傾いていますね。雨漏り箇所もここ、ここ…」


村人はため息をつく。


「どうか、私たちの家を買い取ってくれれば、傾きや雨漏りを直す資金にできるんじゃ…」


ライラ(小声でタクミに)「まるで不動産投資の現場ね…」

タクミ(微笑みながら)「確かに。まずは建物の基礎を調べ、直すポイントを明確にする必要がありますね」


建物調査のポイント(冒険要素+実務知識)


壁の厚さチェック:壁を軽く叩き、音で空洞や石の有無を判断。高い音=空洞、低い音=コンクリート

床の傾斜確認:水平器を使い、傾きや床鳴りをチェック

水回りの確認:トイレ・シャワー・配管の水量と流れを観察

外観の確認:タイルの浮き、建物と道路の隙間、ひび割れを確認


タクミは現地でスキルを、村人たちに修繕のアドバイスを伝える。

そして村人の希望を受け、タクミは決意する。


タクミ「この村は傾いていても、文化資産的に価値がある。家を買い、直すことで遺跡のある村全体を守ろう」


ライラ「さすが支配人、冒険と不動産を同時にこなすなんて…」


トビー「魔法の助けも必要ですね。結界を緩める手段を探しましょう」


ミラ「任せて。契約や書類関係も私が管理します」


浮遊結界の影響下での調査と修繕計画を立てることで、天空都市へ行くための道が少しずつ見えてくる。

欠陥住宅チェック1:建物の周囲を確認してみよう


建物と道路との間に隙間がある

建物と道路の間に大きな隙間がある場合、地盤が不安定で建物が揺れやすくなる可能性があります。特に埋め戻しが不十分だと、雨水がたまったり地盤沈下を起こす原因になります。内見時は隙間の大きさや地面の傾きをチェックしましょう。


パイプスペース内のコンクリートにヒビが入っている

配管スペースのコンクリートにひび割れがある場合、施工後の養生期間が短かったり、コンクリートの打設が雑だった可能性があります。水漏れや耐久性の低下につながることがあります。


外観のタイルが浮き出て波を打っている

タイルの表面が波打っている場合、下地処理が不十分で施工技術が低い可能性があります。雨水の侵入や剥離の原因になることもあります。特に築年数が浅いのに波打っている場合は注意が必要です。


欠陥住宅チェック2:建物室内を確認してみよう


床鳴りがする・床がきしむ

下地の合板コンパネがしっかり固定されていない場合に起こります。施工技術が低い、もしくは経年で緩んだ可能性があります。歩くとギシギシ音がする場合は、床下の構造確認が必要です。


はばきと床に隙間がある

床と巾木はばきの間に隙間がある場合、建物自体が傾いている可能性があります。欠陥住宅のサインです。水平器で床の傾きを確認しましょう。


サッシの開閉がスムーズでない

サッシの開閉が重い、引っかかる場合は、取り付け時にモルタルを詰めすぎた、あるいは建物の重みで歪んでいることがあります。風雨や防犯上の問題に直結するため要注意です。


天井点検口の断熱材と施工状態

天井の点検口を覗き、断熱材が適切に施工されているか確認しましょう。施工不良や手抜き工事は、冬の結露や冷暖房効率の低下の原因になります。


クロスの切れ目が目立つ

壁紙のつなぎ目が不自然に目立つ場合、施工技術が低い可能性があります。建物の歪みや湿気による剥離の兆候かもしれません。


部屋の角が直角でない

部屋の角が直角でない場合、建物自体が歪んでいる可能性があります。家具の設置にも支障が出ます。


洗面・トイレの水の出が悪い

給水管にゴミや汚れが詰まっている可能性があります。蛇口やシャワーの水圧を確認しましょう。配管の詰まりは建物全体の快適性に影響します。


床が傾いている

床の傾斜はホームセンターで購入できる水平器で測定するのが正確です。ビー玉や簡易方法は誤差が大きいためおすすめしません。


法律上の注意ポイント


不動産購入後、少なくとも2年間は売主が欠陥責任を負うことが法律で定められています(契約不適合責任)。

契約書の条文を確認し、代金減額請求・損害賠償請求・追完請求が可能か確認しましょう。

特約で免責になっている場合もありますので注意が必要です。

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