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全話完結【ランキング32位達成】累計3万6千PV『異世界不動産投資講座~脱・社畜28歳、レバレッジで人生を変える~』  作者: 虫松
第二十二部 伝説の忘れられた町の再生計画編

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第5章 「鉱山都市の守護者グラビガルム降臨」

地底の大空洞。

崩れた足場の先に、眠るように沈黙した“鉱山都市の亡骸”が広がっていた。


石造りの塔、折れたクレーン、崩壊した坑道のアーチ――

そのどれもが、かつてここが超巨大鉱山都市だったことを物語っている。


タクミ

「……これ、完全に都市レベルの鉱山だよな」


ミラ(冷静に足場を確認しながら)

「はい、タクミ様。崩落リスク90%、落下死亡率は“ほぼ確実”でございます」


リーナ(肩にちょこんと座りながら・カタコト)

「シンダラ、儲ケラレナイ。生キテ掘ル、オカネ正義…」


タクミ

「名言っぽいけど、言葉の暴力がすごい」


ヴァン(崩れた柱の上で腕を組み、闇落ちポーズ)

「……良い。

 この圧……この沈んだ影……

 ここ一帯、“闇の心臓”みたいだな……フフ」


カーミラ(短く)

「……うるさい」


バイオオセン(ぬちゃっと湿った音を立てながら這い出てくる)

「ヒヒ…地下、空気おいしいネ……ヌチャ♡

 ココ、きっと“危険”と“利益”まみれヨ……タマランネ……ヌチャヌチャ」


タクミ

「おまえだけ音が不快なんだよ…」


規格外の魔力反応

ミラが魔力計測器を展開する。

水晶板がビカァッと光り、針が振り切れてガガガッと悲鳴を上げた。


ミラ

「……タクミ様。魔力反応、規定値オーバーです。

 計測器の上限を超え、計算不能でございます」


タクミ

「え、上限超えた?

 “この土地高く売れるか診断メーター”みたいに言うのやめてね?」


リーナ(タクミの耳元でささやく)

「ココ、絶対オカネ匂イ、スル。

 魔力、濃スギ。鉱山、アル。多分。絶対。マチガイナイ」


タクミ

「“多分”と“絶対”同時に言うのやめて?」


ヴァンは目を閉じ、足下の岩に触れる。

「……下から聞こえる。“脈動”だ……

 大地そのものが、何かを養っている……

 影が震えてる。ここ、ただの地下じゃない」


カーミラ(短く)

「……心臓。」


タクミ

「大地の心臓…ってことか。

 つまり“巨大なエネルギー源”って考え方もできるわけね」


ミラ

「不動産的には、“超大型インフラ+産業拠点候補”でございますね」


タクミ

「そう!そういうの待ってた!!」


鉱山都市の中心へ。

そして“それ”は目覚める


崩れた橋を渡り、崩落した坑道を抜け、

タクミたちは巨大な“中央広場”のような場所にたどり着く。


そこには、半分岩に埋もれた巨大な王座があった。

王座の周囲には、砕けた石像。

だが、そのうち一体だけがやたら生々しい。


リーナ(小声で)

「アノ石像……目、コッチ見テル…気ガスル」


タクミ

「やめろ、そういうホラーは現場監督の心に悪い」


ミラ

「タクミ様、魔力値が一点から集中上昇中です。

 あの王座付近――」


ゴゴゴゴゴゴ……ッ


大地が揺れた。

王座に埋もれていた“塊”が、ゆっくりと立ち上がる。


それは、岩と金属と、巨大な鉱石でできた怪物だった。



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