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12/12全話完結【ランキング32位達成】累計3万3千PV『異世界不動産投資講座~脱・社畜28歳、レバレッジで人生を変える~』  作者: 虫松
第十九部 呪われた砂漠リゾートーデスオアシス編

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第7章 「デスオアシス計画発表 ― 砂漠に“緑と涼”を作れ!」

灼熱の砂漠、タクミチームは汗だくで集まる。地獄の暑さ50度超え、砂は靴底でジュージュー音を立てる。


タクミ(ホワイトボードに描きながら)

「よし、砂漠に街を作る!ポイントはここだ!」


新プラン発表


①砂漠地熱×魔力冷却

 巨大冷風ダクトで砂漠全体を冷却、灼熱を涼風に変換


②太陽光パネル(魔界版)

 昼の灼熱をそのまま電力に変換、無限エネルギー確保


③砂漠植物の魔界改良

 水分保持力10倍、砂地でも枯れない魔界流オアシス植物


④真っ白な“魔界ドバイ風オアシスシティ”建設

 白い建物群、人工湖、リゾート施設多数


リーナ(羽をピカピカさせながら)

「砂漠ニアラタナ街!?儲カル匂イ!」


ヴァン(中二病全開)

「この砂漠の熱と光……俺の血潮が沸き上がるッ!」


カーミラ(鋼鉄の女、汗ひとつかかず)

「……設計しろ。」


その場に突如現れたのは、砂漠のランプ魔人・ランプーン


ランプーン(怒声)

「バカな!砂漠に新たな街だと!?この砂と太陽はワシの領域やぞ!無謀じゃ無謀!」


タクミ(にっこり)

「無謀じゃない!これぞ魔界リゾート最前線!利益率120%確保済みです」


ウラボッスデス(遠くから視察)

「……儲かるの?」


リーナ(即答)

「はい!儲かる!」


ウラボッスデス(うなずく)

「採用!!」


ランプーン(悔しそうに砂を黄金に輝かせながら)

「くっ……人間、いや魔界人が…砂漠をリゾートに……許せぬ……!」


タクミ(チームに向かって)

「さあ、灼熱砂漠を魔界最強のオアシスに変えるぞ!」


砂漠の灼熱と笑い声、ゴブリン職人やスライム作業員たちの悲鳴と歓声が入り混じる。

こうして「デスオアシス計画」はついに始動した!

砂漠の灼熱が体感80℃を超える中、タクミチームは地下1000mの古代水神湖からオアシスまでの給水作戦を開始した。


タクミ(汗だく)

「水道管を敷設するぞ!この砂漠を緑に変えるんだ…!」


リーナ(金色の羽をばたつかせながら)

「オ土産屋モ作ロウ!灼熱バーガートカ、砂漠限定 砂ジューストカ!」


ミラ(手元の図面を叩きながら)

「給水パイプには熱耐性魔法を施す。地熱灼熱50℃でも水は安全に運べます。」


カーミラ(炎のパイプを片手で押さえ、無言で進軍)

「……邪魔。」


ヴァン(中二病的に両手から炎を噴きながら)

「我が炎でパイプを焼き固める!熱さも恐れぬ…!」


地下湖からパイプを砂漠に向けて敷設開始。灼熱の砂を踏み越え、巨大パイプは時に熱で赤く光り、作業員たちはまるで地獄絵図のように汗を流す。


途中、砂嵐でパイプが飛ばされ、ヴァンは必死に炎で支え、カーミラは岩を蹴飛ばしてパイプを地面に固定。


リーナはキラキラ光る羽でパイプ上を飛び回り、

「ココニ観光用ノ噴水モ作ルヨ!水ヲ売レバ砂漠ノゴールドラッシュダネ!」


ミラは数字を叩きながら、「水道管施工+保守+観光施設設置で利益率150%は確保」と冷静に計算。


給水作戦と並行して町の建設も進む。


真っ白な砂漠の街並みが徐々に姿を現す

魔界風ドバイタワー型ホテルが地平線にニョキニョキ建設

屋台やオアシス公園、カラフルな魔界植物の庭園も整備

道路には魔界仕様の冷却タイルで歩くとひんやり


タクミは高笑いしながら

「見ろ!灼熱地獄が涼しいオアシス街に変わるんだ!」


ランプーンは遠くで目を見開き

「な…なんという無謀な街づくり…俺が呆れる…」


ウラボッスデスは視察しながら

「……採用。利益も出るなら文句なしね」


リーナは大きな金袋を抱え、町の売店の配置図を眺めてニヤリ。

「一攫千金ダヨ…!」


タクミ(パイプの先から水を流しながら)

「さあ、地下湖からオアシスへ水よ、流れろ!」


熱砂を吹き飛ばす水流が、灼熱の砂漠に一条の緑の命を運ぶ。


町は徐々に完成し、オアシスの池に水が満ち、植物が芽吹き、観光客用のカラフルな屋台街も出来上がる。


リーナ

「オアシス 儲カル!」


カーミラ

「……カオス」


ヴァン

「中二病的に最高のリフォーム…!」


ミラ

「数字的にも完全に成功だ…」


こうして、死の砂漠は地下湖の水と魔界技術によって、“魔界ドバイ風オアシスシティ”へと変貌を遂げるのであった。

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