第8章「極限工事開始 ― 1階~500階リフォーム戦線」
魔界の1000階ダンジョン
入口から天井の石が崩れ、床は抜け、火山の蒸気が噴き出す。
タクミ
「よし、1階から500階までを同時にリフォームだ!」
リーナ(手のひらサイズで飛び回りながら)
「金ニナル全部ヤル!売店ハ各階ニ置クベキ!オ土産ハ…ウフフフ」
カーミラ(無表情)
「……動け。」
ヴァン(血の剣を掲げ)
「俺が炎と闇を切り裂く!職人たちよ、俺の後ろに隠れろ!」
と叫ぶも、突然の火柱に巻かれ、消し炭寸前で「ぐふっ…」と呻く。
ミラ
「予算が跳ね上がってます!いや、跳ね上がりすぎです!」
1階~100階
・ゴブリン階では作業員が掃除中に穴に落下、ヴァンが必死に救出。
・幽霊階では浮遊する家具が襲いかかり、職人は宙を舞う。
・リーナはすぐに商売計算、「ココオ化ケカフェ設置スレバ儲カル!」と叫ぶ。
タクミ
「まずは安全確保だ!歩けない階は通行橋を作る!」
カーミラは巨大魔法ハンマーで瓦礫を砕きながら無言で指示、職人たちは士気アップ。
そして ラスボッスデス登場。
「人間よ、手が足りぬなら、ワシが助ける!」
大拳で天井の落石を粉砕し、火柱の前で盾となり、職人たちを安全地帯へ導く。
職人たちは驚愕と感謝の歓声。
ヴァン
「魔王様が現場に!? まさに現場支配者…!」
101階~300階
・毒沼階ではスライムが床を溶かしており、職人たちは泥沼に沈む。
・ヴァンは中二病的に「俺の血の剣が汚れを浄化する!」と斬るが、スライムは溶解力強すぎで意味なし。
・リーナ「スライム階ハ…スライムソーダ売ロウ!」
ラスボッスデス
「ふむ、この泥も観光資源にできるか…!」
豪腕で溶けた床を押し固め、特殊魔法で安全通路を確保。
ミラがデータを駆使し、建材と耐腐食コーティングを組み合わせる。
タクミ
「泥沼も、スライム階も、観光資源にする!」
301階~500階
・古代魔法陣階では毎日小爆発が起こり、職人たちは避難。
・タクミは「爆発演出もアトラクションに組み込め!」と指示。
・ヴァンは炎と衝撃波の中で杭を打ち、カオス極まる。
・リーナは売店設置の最終チェック、「爆発ショー、最高ニ儲カル!」
ラスボッスデスは腕を振るい、爆発演出の制御用魔力フィールドを張る。
カーミラ(無表情で)
「……進捗70%。もっと動け。」
こうして、500階までの工事は奇跡的に完成。
ダンジョン内には火山・溶解スライム・幽霊の演出を組み込んだ観光路線が形成され、来場者体験はカオスそのもの。
タクミ
「ここまで来れば、後半500階~1000階も、きっと…(震える)…乗り切れるはず!」
ヴァン
「中二病的に、燃え上がる戦場……最高だ…!」
リーナ
「ハヤク次ノ階ヘ儲ケプラン考エル!」
ミラ
「利益率、化け物級です……でも労災も化け物級」
カーミラ
「……後半、さらにカオスになるぞ。」
ラスボッスデス
「フフフ、後半もワシが手伝おう。」




