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12/12全話完結【ランキング32位達成】累計3万3千PV『異世界不動産投資講座~脱・社畜28歳、レバレッジで人生を変える~』  作者: 虫松
第十三部 魔界鬼怒川温泉、再生プロジェクト編

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第8章 「投資家たちの影 ― 魔界不動産の闇」

鬼怒川魔界温泉の復活がニュースになり、

観光客が戻りはじめたその瞬間だった。


しかし、魔界から黒い影が、動き出す。


「この土地……今が買い時だな」

強欲吸血鬼グラディウスが廃旅館の屋根でほくそ笑む。


「ふふ、全部まとめて買い占めて“吸血鬼スラムシティ”に再開発してやるよ……」

違法再開発業者の魔族たちが書類を持って動き始める。


さらに

「魔王家はこの温泉の“魔力源”を独占する権利がある」

魔王家の代理人ドロメアが冷たく微笑む。


魔界の巨大資本が、タクミたちの再生地区に牙を剥いた。


タクミとミラ、真正面から“法戦争”へ突入


「違法売買契約書……これ、完全に詐欺ですよ」

ミラが冷静に資料を解析する。


「彼らは“魔力温泉の独占権”で法を捻じ曲げようとしてる」

タクミは唇をかみしめた。


「だからって黙ってたら奪われる……やるしかねえ」

2人は魔界行政庁へ駆け込み、

“再開発保全指定地区”の申請を開始する。


行政戦、法廷戦、根回し、文書作成

夜通しの戦いが始まった。


裏社会へヴァン、交渉という名の“中二病爆散タイム”


ヴァンは裏路地へ向かう。


「闇よ、応えろ……我に力を授けよ……

この街に牙を剥く者すべて、奈落に沈めてやる……!」


魔界マフィアの幹部が眉をひそめる。


「お、お前……その喋り方どうにかならんのか?」


「ふっ……理解できぬなら黙って見ていろ。

俺は“闇契約者ヴァン=ノクス”。

この街の魂を護る者だ」


結果

ヴァンの“謎の迫力”にマフィアが全員ビビって協力してくれた。

(※実はただの中二病だが、魔族には“古代契約の言霊”に聞こえてしまう)


カーミラ“鋼鉄の女”の制圧劇


強欲魔族たちがタクミの再生地区に押し寄せる。


「契約書を出せ! 今すぐこの土地を明け渡せ!」


カーミラが無言で前に立つ。


「……退け」


その一言で大地が震え、魔族が全員膝をついた。


彼女は微動だにしない。

次の一言が、重く落ちる。


「壊す」


魔族たちが泣きながら撤退した。


タクミ「(……いつもながら言葉の暴力がすごい)」


そして最大の敵が現れる


夜空に黒い竜巻が起きる。

そこから姿を現したのは


魔界の貴公子 オイカワ・ボンミッチー


漆黒のスーツに赤い薔薇。

魔界トップクラスの財閥の御曹司。


「やあ、君たちが“人間”タクミか。

魔界の土地に投資? ふざけた真似をしてくれる」


タクミ「……あなたは?」


「我が名はオイカワ・ボンミッチー。

魔界の未来は魔界人のもの。

人間は敵国だ。

その者らに土地を渡すなど……許されぬ!」


ミラが息を呑む。

ヴァンは「……名前だけは可愛いな」と小声で言ってカーミラに殴られる。


魔王城

ボンミッチー、魔王へ直談判


「魔王陛下ッ!」

ボンミッチーが王城で叫ぶ。


「人間のタクミが魔界に投資をしています!

これは侵略の第一歩! 断罪すべきです!」


謁見の間が揺れる。

そして魔王が玉座から立ち上がった。


“魔王 ラスボッスデス”の裁断

その声は地響きのようだった。


「……タクミの行動、すべて報告は受けている」


ボンミッチーが勝ち誇る。


「ならば――!」


魔王は手を伸ばし、指を鳴らした。


「廃墟とかした街を復活させ、魔族を救い、

滅びかけた温泉に魔力を戻した

タクミは“功績者”である。」


謁見の間が沈黙する。


「タクミの再生事業は、

魔界の利益に繋がる。

妨害をする者は、わが敵と見なす」


ボンミッチー「な、なにぃッ!?」


タクミたちの勝利だった。


しかし魔王は続ける。


「ただし……

人間と魔界、双方の利益を守るため“試練”を課す。

タクミよ次の再生事業で失敗すれば、

すべて没収する。」


タクミ「えっ」


ミラ「えっ」


ヴァン「闇の試練……燃えるな……」


カーミラ「……やる」


タクミは深く息を吸い、頷いた。


魔界鬼魔界温泉の再生は、

いよいよ本格的な魔王国プロジェクトへ始動した。


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