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プールで好かれる恋もある……(嘘!?)

作者: 麗紫 水晶

自信がある訳ではないですが……投稿させていただきます。よろしくです。


ゆう君、何してるの?」


 俺は“霧崎きりさき ゆう”今、名前を呼び掛けて来たのは俺の彼女……いや奥さんで霧崎きりさき 綾香あやか


「川を……眺めてた……。」


 川の土手に座り、ぼんやりと川の流れを眺めている所に声を掛けられた。

 彼女は1つ年上で、学年も1個上。

 高校の時はマドンナと呼ばれる女子生徒は他にも居たが、そのマドンナに負けず劣らずの可愛い子で結構モテていると言うのは聞いていた……俺の立場とは大違いな話しだ。

 そんな彼女とどうして夫婦になれたのか……それは俺の破廉恥な高校生活がきっかけだった……。


 俺と彼女は同じ高校の生徒で、清楚可憐なマドンナとは違い美人でありながら自由奔放で大胆な面を持つ彼女……。

 俺は写真が好きでプロになるとかではなかったが、可愛い女子生徒が居れば学年が違おうと授業をサボろうと追い掛けていた。

 なのですっかり担任からは毎日説教部屋で女子達からは嫌がられている。呆れている者もいた位だ。

 そんな俺が2年の時、奇跡とも言える転換期が訪れた。

 3年生のクラスがプール授業していると情報を入手!急ぎプールへと向かい、外側から覗き込んだ。

 スクール水着が眩しい女性徒達がサイドから声援を送っている……どうやら競争をしていた様だ。5人の女子が台の上に上がってスタートを待っていた。


「位置について!よーい…。」


 発砲音と共に一斉に水に飛び込む!右端にはマドンナが…左端から2番目に綾香がいた。クロール勝負だが、スタミナとなると最後はマドンナと綾香の一騎討ちになった。応援も二手に分かれて大熱狂だ!俺も“必至”に2人や周りの女子達を撮るのに夢中だった……。


 その時だ3ターン目を折り返した時に綾香の姿が消えたのは……俺は真っ先に飛び込んでた…自分が何をしていたかを忘れて……。

 誰もが固唾を飲むなか、彼女を助け出し手当てを任せて着替える為に早退した。あの時、脚を突っ張ったんだそうだ。助けてくれた時はドキドキして勇君が格好良かった、なんてこっちが滅茶苦茶照れる事を言われたが、そのまま彼女から告白されて付き合いだした。

 学校全体が騒然となった。毎日彼女が俺を迎えに来るし、俺がその後写真を撮りまくるのを辞めたからだ。


「ねぇ、勇君のペペロンチーノが食べたい?」


「分かった。良いよ。」


「やたっ!美味しかったらご褒美……ね♪」


 と、まあ奥さんになった綾香とは今もラブラブだ。

 でも、これがまた真実なのだ……。

読了ありがとうございます。ワードに沿っているかどうかは分かりませんが、ほっこり出来ればと思います。


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