表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
友達。  作者: peach-pit
3/4

さん。

あれから甲乃こうのさんからメールが来た。


『名前教えて?』


って。


私はすぐに返信した。


美海みみだよ(^U^♪)』


『じゃあ美海みみって呼んでもい?』


え?ぇぇえええ?!


私は内容を読んで顔を赤面させる。


『う・・・うん!』


私は指が震えながらも内容をうち、メールを送信した。


『俺のこともてるでいいから』


なんか・・・恋人同士みたい・・・♪


『分かったョン♪』


さっきまではすぐに返ってきた返事がなぜか何分経っても返ってこなかった。


・・・お風呂でも入ってるのかな?


そう思いながらも私は勉強していた。


そして45分後、やっとメールが返ってきた。


『今度会お?』


うそっ?!これって・・・デートのお誘い?


どうしよう・・・。でも私も逢いたい!!


『よろこんで(♪ω♪)』


『いつ空いてる?』


『明日・・・ぐらぃカナ☆』


『じゃあ明日11:00頃【ララ喫茶】で』


『OK(・U<)b』


それからメールはこなかった。


明日・・・どんな服着ていこかな♪


私はクローゼットを開き、いろんな洋服を着て1人でファッションショーをしていた。




そして次の日。


私は一番お気に入りの服を着て喫茶店へ向かった。


40分後、ようやく喫茶店に着いた。


♪〜カランコロン


ドアを開くと、ドアのぶにかかった鈴が鳴る。


それを聞いた店員が待ってましたとばかりに振りむく。


「いらっしゃいませー」


「あの・・・人と待ち合わせをしてまして・・・」


美海みみ!」


向こうの方から私の名前を呼ぶ声が聞こえた。


キョロキョロ見渡すと、一番端の窓側にてるが座っていて軽く手を振っている。


私は店員を無視しててるの座っている席へ向かった。


「ひさしぶり」


「おう」


私はてるの向かい側に座った。


「なんか・・・緊張しちゃう」


「そうなんだ。実はおれも」


つい黙りこみになってしまう。


何話そう・・・。


そう思っていたとき。


「あれ?美海みみ??」


聞いたことのある声が耳に入った。


見ると、莉子りこが立っていた。


「り・・・莉子りこ?!なんで・・・」


「私ココでバイトしてるんだ〜。・・・あれ?この人は?」


「この人は甲乃こうのさん」


私が莉子りこてるのことを紹介すると、てるは軽く礼をする。


「あ〜!・・・どうも。莉子りこです〜。美海みみの友達です」


莉子りこも軽く礼をする。


莉子りこ怒られないの?」


「うん。さっき終わったとこなんだ〜。それより甲乃こうのさんってカッコいいですね♪」


莉子りこが無理やりてるの隣に座る。


「あ・・・ありがと」


てるは急なことで少しびっくりしている。


私もびっくり。


つか、なに割り込みしてんの?!


「ねぇ、私も一緒に遊んでもい?」


「え・・・どうする?」


てるが私に聞いて来る。


どうしようって・・・。


ホントは二人でいたいけど莉子りこにイヤな思いさせたくないし・・・。


「いいよ!3人でどっか行こ??」


「ありがとお♪」


いつものように莉子りこがニッコリ笑う。


「じゃあどこ行く?」


てるが話題を出す。


「私カラオケ行って甲乃こうのさんの歌声聞きた〜い♪」


莉子りこが甘えた声で提案を出す。


なんか莉子りこいつもと違うんですけど・・・。


「いいけど・・・美海みみは?」


「あ。いいよ★」


私は苦笑い。


「あれぇ?甲乃こうのさん美海みみって呼んでんの?」


「あ。うん」


「じゃあ私のことも莉子りこって呼んでよ☆」


「え・・・あ・・・うん」


てるはチラッと私を見て返事をした。


「やった〜♪甲乃こうのさんアドレス教えてくださいよ!」


「あ〜今携帯持ってきてないんだ」


「うっそ〜。ショックぅ」


莉子りこ・・・もしかしててるのこと・・・。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ