妖物語
―――その昔、人とも動物とも違う異形のモノたちがいた。
世に言う物の怪。
人々言いて曰く【妖‐アヤカシ‐】
夜の町を跋扈し、人に取り憑きしモノ。
憑かれたものを通称【妖憑き】
彼らは人ではなくなり人に害をなすモノに成り変わる。
彼らを戻す術はない。
本来ならば……
僧侶、巫女、陰陽師。
妖に対抗する者たちがいた。
彼ら括りて曰く【退魔師】
されど、括られぬ者が一人。
その者、皆、畏怖畏敬を籠めて曰く【キリシマ】
唯一、妖憑きを救済せし者。
これは、そんな彼らの物語。
妖物語――開幕――
世に言う物の怪。
人々言いて曰く【妖‐アヤカシ‐】
夜の町を跋扈し、人に取り憑きしモノ。
憑かれたものを通称【妖憑き】
彼らは人ではなくなり人に害をなすモノに成り変わる。
彼らを戻す術はない。
本来ならば……
僧侶、巫女、陰陽師。
妖に対抗する者たちがいた。
彼ら括りて曰く【退魔師】
されど、括られぬ者が一人。
その者、皆、畏怖畏敬を籠めて曰く【キリシマ】
唯一、妖憑きを救済せし者。
これは、そんな彼らの物語。
妖物語――開幕――