世界って狭すぎやしませんか。
早く書くとか言っときながら一週間過ぎての投稿。
…
すいませんでしたぁぁぁぁ!!
次はもう少し早く投稿します。タブン
「プリン持ってきたぞー。」
俺は冷蔵庫からプリンをもって、やつの部屋に来ていた。
「全く…そんなにゲームばっかりやって飽きないのか?」
そんな問いをしてみるとこいつは、
「飽きる訳ないだろ!!このゾンビハンター、ゾンハンはな。やり込み要素が多くてすっごく面白いし、知り合いと通信して一緒に狩ることも出来るんだぞ。こんな楽しいゲーム一日中やってても飽きないね。」
と自信満々にいってきた。
…そうか。
ここまで暑く語られるとなんとも言い返せない。
まぁ好きな人は好きなんだろうな。
俺はやらないが…
そういえばこいつ、知り合いとかいってたが、知り合いって誰がいるんだ?
ちょっと聞いてみるか。
「誰と通信やってるんだ。知り合いって。」
「あぁ、魔王だよ。」
『どうも魔王です。』
「魔王!?」
ゲームのスピーカーから魔王と名乗る人物が話しかけてきた。
…え?魔王??
いやいやいやいや、魔王じゃないよね。
そうそう、魔王はゲームなんかしないし。
そうだよ、魔王のわけが…
『魔王さまー。お茶が入りましたー。』
『おぉーすまないな。そこおいといてくれ。』
魔王さまって呼ばれてるぅぅー!?
えっマジで魔王!?
マジ魔王なのか!?
マジ魔王!?
エジリオは混乱している。
「ちょ、お、お前どういうことだ。な、なんで魔王と一緒にゲームしてるんだよ!!(小声)」
「いやー。たまたま知り合って。」
「いやいや知り合ったからって魔王とゲームやったら駄目だから。一狩行こうぜじゃなくて、人狩行こうぜになっちゃうから!こっちが狩られちゃうから!!」
「いや、大丈夫だって。」
「大丈夫じゃねぇよ。もしこれが王様にばれたら……」
『すまぬ、少し遅れた。』
『遅いぞ、王!!もう俺らゾンオオガ狩っちまったぞ。』
王!?
今、王っていった!?
「えっ!?王さま!?」
『おおエジリオか。お勤めご苦労。』
「は!勿体なきお言葉。ありがたきしあわせ…じゃないですよ!!」
『どうした。反抗期か?』
「反抗期じゃないです!!なにやってるんですか。仕事はどうしたんですか!?」
『最近ゾンハンにはまってしまってのぉー。仕事は執事に任せてるのじゃよ。』
「それでいいんですかぁー!!?」
『いいのじゃ。』
はぁ、「いいのじゃ」じゃないですよ。
…執事さんご苦労様です。
『遅れて来てみたらなんか盛り上がってるじゃないか。』
『おっ、やっと来たか。勇者よ。』
「おせーぞー。」
『ふ、ふ、ふ、待たせて悪かったな。皆のヒーロー勇者様ここに見参!!!!』
あっ、なんか勇者きたわー
勇者きましたわー
……はぁ
俺もう疲れた。
なんだろーなー。“世界って狭いね”。
次はもう少し早く投稿出来るよう頑張ります。