【 隣 国 】
王国の北東、王国と帝国、不毛の地に囲まれるように存在する小国。様々な希少な宝石が産出される。
王国との強い繋がりを求めていたが今までは交渉がうまくいっていなかった。国境沿いに見つかった金鉱山のお陰で婚姻による関係強化が叶った。
ベルトルト
【第三王子】《王族》〔王子〕
隣国の第三王子。
白に見えるくらい薄い銀色の髪、猫のような金の目。猫系美少年。
自分たちのような小国の、しかも第三王子という微妙な立場に嫁いでくれるモニカをこれ以上無いくらい大切にしようと心に決めている。モニカの為に臣籍降下もする。結婚後は公爵になる予定。
明るく人懐っこい。理屈より勘を信じるところがあるが経験に基づく勘なのでほとんど外れない。
当たり前のように受け入れてくれた四人娘には深く感謝している。
婚約者はモニカ・ティンバーレイク。最初は責任感と義務感だったがすぐに惚れた。
フォルカー・ヴァイスミュラー
【ヴァイスミュラー侯爵令息】《ヴァイスミュラー侯爵家》〔子爵位持ち・伯爵予定〕
ベルトルトの最側近で従者。護衛も兼ねている。
夕日の色の髪に琥珀色の瞳。グローリアたちにとって年上のお兄ちゃん的存在。
祖母が不毛の地に住む少数民族「太陽の民」出身であり、髪の色はその象徴。
そのため、隣国では若干の腫れ物扱いをされているが、王国では普通に受け入れられている。
サリーが妹と似ているらしく、兄的な視線でサリーの恋を見守っている。
配偶者、婚約者、恋人無し。実はベルトルトの側にいるためにも結婚しなくても良いかなと思っている。




