《 イングラム伯爵家 》
歴史家の一族で、建国から現在まで王国の正式な歴史書、王国正史を編纂している。
歴史は残された者の都合よく歪められるものであるということと、決して残すことができない歴史もあると理解したうえで正史を編纂しているが、一族の中には表に出せない歴史書…『真実の書』を編纂している者がいるが存在は秘匿されており、全ては王宮の秘密書庫に納められている。
イングラム翁
【歴史家】《イングラム伯爵家直系》〔前イングラム伯爵〕
当主はすでに退いているが歴史家としては第一線で働き続けている、王国の生き字引。
現在の歴史書はどれも難しく子供たちの勉強には向かないと、要所を選びまとめた『こども歴史集』を編纂した。
『王子殿下の冒険と王家男子の事情について』*
ワーズワース子爵
【歴史家、第一王子の教師】《イングラム伯爵家直系》〔ワーズワース子爵〕
現イングラム伯爵の弟。家が持っていた子爵を継いでいる。現イングラム伯爵は完全な研究家肌で人に教えることにさっぱり向いていないことと、現在まとめている王国正史が大詰めに入っているため弟であるワーズワース子爵が歴史の教師として王宮に上がっている。イングラム翁の若い頃によく似ている。
『王子殿下の冒険と王家男子の事情について』*




