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「追放」/「ざまぁ」というテンプレート(感想文)

作者: あくあ

地雷だったポスト

https://twitter.com/Unagi_Kousuke/status/1745387823879033023

うっかりとU薙先生のポスト(https://x.com/Unagi_Kousuke/status/1745387823879033023?s=20)を踏んでしまい感想文を書く羽目になったので書いていこうと思う。


最近のなろうをはじめとするライトノベルやWEB小説界隈で一般化している追放系作品、所謂「追放ざまぁ」と言われるジャンルであり主人公を追放した元仲間が過酷な目にあったり、急成長した主人公を他所目に落ちぶれていく過程が好きという過激な読者も私が読んでいる作品の感想やレビューを見ていると一定数以上いるのを確認している。

「なんで追放された側がざまぁされないんですか」なんてのもよく見かけたりする。


私自身は追放系作品を読みこそすれ、まだ書くには至っていない理由が単純に書こうとしていないところが大部分ではある。


「追放とざまぁ」がセットのお得なテンプレートではあるけどこれを必ずセットにしなければいけないわけじゃなく、「追放してざまぁ」が完了したら物語はおしまい、ではそれだけで終わってしまう。


「ざまぁ」されるのは主人公に敵対する勢力≠悪役であるため、作品に「ざまぁ」と記載されていなくても主人公サイドからすれば「ざまぁ」されている敵対勢力には事欠かないわけで、そこに前段階として「追放」があると必ずセットにされてしまうことにはいささか疑問を覚えるところ。


と、まぁ私の追放とざまぁに関する考えというか感想はこんな感じなんですが、これは読者サイドとして。

次は作者サイドとして考えてみよう。


先に述べたように、「ざまぁ」には悪役が必要である。

「追放/ざまぁ」系作品を書く上で必要なのはとびっきり印象が強い悪役「クズすぎるキャラクター」。

どこにいるモブでもなく、元仲間や親しい間柄であった関係者に裏切られるというのが最大のポイントだと思われる。

思われるっていうのは、私個人としてピックアップした悪役を書くのがどうしても苦手っていう部分があっていまいちピンとこない。

一度悪役は書いてみたけどどう見ても小学生レベルの語彙力しかない暗殺者とかどうなん?orz


あと、日本人ならだれでも知っている『水戸黄門』や『暴れん坊将軍』もよくよく分析すると悪党を「ざまぁ」する作品ですよね、追放はないけど。

この例で行くと主人公一行が悪人を成敗するという爽快感がある。

あれ、それじゃあ「追放」なくでもいいんじゃない?


つまり、必ずしもセットである必要がないというのはU薙先生も仰ってる。

「追放」も「ざまぁ」も時には「悪役」も物語を構成するパーツの一つ。

じゃあ、何のために作品を書いてるの?

このいま書いている作品は読ませる人に何を伝えたいの?


このあたりが曖昧だと読者には何も伝わらないというのはUナギ塾でも何度も言われていることだったりする。

とりあえずキャラクターを独立させるのが難しい。

私の一番の難関はこの辺なんだけど……

とりあえず書くしかないんだろうな( ゜д゜)……

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