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入学式②

「皆様が新しくこの学園の生徒となってくれた

こと本当に嬉しく思います。皆様が………」


うすうすわかっている通り俺は今、入学式の

真っ只中にいる。今は冬子さんが話をしている

最中だ。

周りを見るがやっぱり壮観だ。今は1年生とその保護者ぐらいしかいないが、それでも

余裕で3000人ぐらいいるんだから凄い。

本当に凄いな!俺が生きてきた中でこんな経験 中々ないから興奮してしまう。

確かにマスコミに囲まれた事は何回もあるけど、

それとは比べものにならない。この中にいる新入生が皆自分の意思でこの学園入学したのだと思うと

本当に人気の学園なんだなと改めて思う。

そんな学園を作っている冬子さんを俺は心から

尊敬する。


「この学園で自分の将来を掴めるよう、全力で

私共々教職員頑張らせていただきますので、

よろしくお願いします。」


おっ、どうやら冬子さんの話が終わったみたいだ。

本当に生徒のことを思っているのだとわかるいい

話だった。次はなんだと思っていると、司会の先生

の声と共にとても綺麗な人が壇上に上がった。


「それでは続きまして、星翔学園生徒会長より、

新入生に向けてお話をお願いします。」


生徒会長と呼ばれた彼女は、とても綺麗な黒髪の

ロングヘアーで、とても凛とした姿で目はハッキリ

していて、身長は170cmぐらいだろうか、胸は

控えめだか決して小さいわけではなく、大和撫子と

いうのがピッタリだと思った。


「ご紹介に預かりました。現星翔学園の生徒会長

をさせていただいております。

3年の橘舞たちばなまいと申します。

新入生の皆様は様々な思いを持ってこの学園に

入学されたと思いますが、この学園で必要な物は

やる気だけです。職員先生、私含め上級生、皆様

とても優しい方が多く、やる気さえあれば皆様の

将来について真剣に考えてくださいます。

皆様には決して努力を怠らず、今を苦労して

いただきたいと思います。時には、立ち止まっても構いません、その時は私が皆様の背中を押して

差し上げます。どうか皆様、めげることなく

前を向き続ける努力を辞めないでください。

短いですが、これで私の言葉の終わりとさせて

いただきます。最後に、皆様ご入学おめでとう

ございます。皆様の先輩となれたこと大変嬉しく

思います。ふふっ、」


頭を下げる橘生徒会長。最後の笑みはなんだった

のか、

この日橘生徒会長に惚れた1年生が続出したとか

してないとか………

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