入学式①
私立星翔学園、12の学校を合併してそれを元に
して作られてため、日本最大級の校舎や設備を誇る
超マンモス校であり、全校生徒の数は1万人にも
及ぶ、学園の最大の特徴は何よりも
「自由であること」。最低限のことをしていれば、様々なことに対して色々と支援をしてくれる。
様々な知識を持つ先生に、様々な設備、
それら全てを可能にする財力。また、
12星制度と言われる特殊な制度があることでも
有名で、この制度の使用者は3学年合わせて12名と
決まっており、使用者には各々星座が与えられ
その者の優秀さを周りに表している。
さぁー、若者よ自分の未来を掴むため、自らの意思で
この学園へと、飛び込んでこい!
俺は今、星翔学園のパンフレットを読んでいた。
読めば読むほどどれだけ俺が特別待遇なのか
わかる。学園始まって以来、初めての男子の
12星制度使用者。冬子さんは絶対に俺が12星制度使用者だってことをバレないようにすると言って
くれたけど、俺の方でもしっかりと意識して
学園生活を送らないと、バレたらどんな目に合うか
分からない………、あ、ぁぁ、考えただけでも
恐ろしい。(主人公がどんなことを想像したのか
は皆様のご想像におまかせします。)
あぁ、ダメだダメだネガティブになっては
行けない。せっかく学校に通うんだから
楽しいことを考えよう。どうせ何が起きるか
分からないんだから能天気に行こう!
今の俺は知らなかった、この時のこの能天気が
あんなことに繋がるなんて………
結局俺はこの日は学園の事は忘れて将棋の研究に
没頭したのだった。将棋楽しぃーー!!
ちなみに少々やりすぎて少しハイになって
しまった模様。
なんやかんや時間は経ち入学式の日になった。