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許せないもの。
「な、なんなのよ本当に!、最悪、あんたら覚えてなさいよ。私の力があればあんたたちなんて簡単に潰せるんだから!!」
茂木を激昂させてしまったが、一体何故だろう?俺は事実を言っただけなのにそれになんでこいつはこんなに強気に入れるんだ?、俺は隠しているから仕方がないが、俺の隣にいる常盤さんは......
「はっ?あなたがどうやって私たちを潰すって言うの?私はうお座よ。」
そう言って自分の襟に光っているバッチを指さす常盤さん。そう、常盤さんは特待生なのだ。この学園で最も優遇される特待生なのだ。そんな彼女の権力に関して言えばこの学園内において右に出るものはいない。ただ彼女が放置をしているだけで茂木なんて吹けば簡単に飛ばせるのだ。それは相澤さんも同じだが、この2人は優しいからその権力をむやみやたらに使おうとはしないのだろう。代わりに俺がやってやろうか!となんど思ったことか。
常盤さんの言葉に蹴落とされたのだろう。
ぐぬぬーと言って茂木はどこかに逃げようと、
「ドンッ、」
「私はね。自分の大切なものをバカにされるのが何よりも許せないの。」
と言う常盤さんに阻まれてヒィッ!、と叫んでいたのだった。その腰は抜けていた。




