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覚悟。
「すいません。先輩。ありがとうございます、少し立ちくらみがしまして本日中は1度休ませて頂きます。」
何とか言葉に出してその場を後にする。特に引き止められることがなかったのが以外だったが、本当に警告という意味が強くこれから先まで来たらわかってるよな?と自分のテリトリーを主張したかったのだと思った。あまりにも時透を舐めていた。時透の情報を全部知っているからと言って時透のことをどこかで下に見ていたのだ。それに気づかせて貰った。それに悪いことばかりでは無い。時透が恐らく橘先輩を狙っていること。剣道部がある程度もしかしたら時透に支配されているかもしれないので警戒を怠れないこと。意外と時透は短期でことを急ぎすぎるところがあるかもしれないところなど、時透の行動から考えうる限りのことが出来た。まだ終わった訳ではなくこれからが始まりなのだ。それを胸に置いて俺は剣道場を後にするのだった。時透に踏み込む覚悟を改めて決めながら。




