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時透和臣④

「おはようございます。」

そう言って目の前の時透和臣が俺に話しかける。

挨拶をされて返さないのもおかしいので、突然の時透の行動に対する動揺を出さないよう細心の注意を払って

「おはようございます」

と笑顔を意識して返す。その俺の行動に少し時透が驚いたように俺には見えた。

「お疲れ様です。時透?先輩ですよね?。剣道部の見学をさせて頂いている森内碧斗と申します。ご挨拶遅れてしまったこと誠に申しますございませんでした。わざわざ先輩の方から挨拶して頂いてありがとうございます。」

これでもかと低く低く下出に出てみた。どうだ!と

頭を下げながらチラッと先輩の方を見る。驚いいている様子だが、あまり動揺は見られない。

クソッ、流石にこんなのじゃ驚かないか。そんな俺の考えを見透かしているのか

「驚いた。確かに僕は先輩だけれどそんなにかしこまらなくても大丈夫だよ。なんと言っても森内君は

橘先輩のお師匠様だものね。」

なんて言ってニッコリ笑う時透の目はやっぱりちっとも笑ってはいなかった。

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